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医学部医学科の夏期講習・冬期講習|生活習慣と復習計画|メディカ東京

医学部医学科を目指す方向けのコラム
医学部医学科の夏期講習・冬期講習|生活習慣と復習計画【2027年度入試に向けて】
医学部医学科を目指す受験生にとって、夏期講習・冬期講習は、普段の学習を立て直す大きな機会です。ただし、講座を多く受けるだけでは得点は安定しません。講習で扱った問題を、いつ、どの教材に戻して、どのように解き直すかまで決めておくことが重要です。
2027年度大学入学共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)に予定されています。夏は秋以降の過去問演習へ移る準備、冬は本番形式への調整と出願判断を支える時期です。長期休暇の学習では、科目ごとの弱点補強と同時に、睡眠・起床時刻・食事・休憩のリズムも整えておきましょう。
このページでは、医学部医学科を目指す受験生と保護者に向けて、季節講習を受ける前に決めること、夏期講習と冬期講習の使い分け、受講中の復習サイクル、入試当日に合わせた生活習慣、相談前のチェック項目を整理します。
このページで確認できること
- 講座を増やす前に決めるべき復習時間と教材の使い分け
- 夏期講習と冬期講習で優先すべき学習内容の違い
- 医学部医学科の英語・数学・理科で失点を減らす復習の手順
- 長期休暇中に崩れやすい睡眠・起床時刻・食事・スマートフォン利用の整え方
- 2027年度共通テストに向けて早めに確認したい公式情報
目次
季節講習を受ける前に決める3つのこと

医学部医学科の受験生は、英語・数学・理科に加えて、共通テストで必要な国語・地歴公民・情報、さらに面接・小論文の準備も進める必要があります。長期休暇だからといって、すべてを同じ重さで講習に入れると、復習が追いつかなくなります。
季節講習を成果につなげるには、受講前に「目的」「教材」「復習時間」の3つを決めておきましょう。
目的を科目名ではなく失点原因で決める
「数学を取りたい」「化学を増やしたい」という科目名だけで講座を選ぶと、講習後に何が改善したのか確認しにくくなります。講座の目的は、できるだけ失点原因で表現しましょう。
| 失点原因 | 講習で扱うべき内容 | 避けたい受講パターン |
|---|---|---|
| 基本事項が抜けている | 定義・公式・典型問題の確認、短い確認テスト | 難問演習だけを増やす |
| 解法は知っているが時間が足りない | 問題選択、計算の省略不可ライン、時間配分 | 時間を計らずに解き直す |
| 答案が減点される | 途中式、根拠の書き方、記述答案の添削 | 解答を見るだけで終える |
| 初見問題で止まる | 条件整理、図表化、類題への戻り方 | 解法暗記だけで済ませる |
講習テキストと普段の教材を分けて使う
講習用テキストは、短期間で弱点を発見し、演習量を確保するために有効です。一方で、講習テキストだけに切り替えると、普段使ってきた教材の定着が途切れることがあります。
おすすめは、講習テキストを「弱点発見と答案練習」、普段の教材を「基本事項の確認と反復」に使う方法です。講習で間違えた問題は、普段の教材の該当単元へ戻し、同じ考え方で解ける問題をもう一度解きます。これにより、講習の理解が単発で終わらず、入試で使える知識に近づきます。
復習時間から講座数を決める
講習期間は、朝から夕方まで授業を詰めたくなりがちです。しかし、医学部医学科の入試では、授業を理解するだけでなく、初見の問題に対して自分で答案を作る力が必要です。講座数は、受講後に解き直しまでできる時間から逆算しましょう。
講座を追加する前の確認
- その講座で改善したい失点原因が明確か
- 受講当日の復習時間を確保できるか
- 翌日または週末に、同じ問題を白紙から解き直せるか
- 講師に質問する内容をメモできるか
- 他科目の学習時間を極端に削らないか
夏期講習と冬期講習の使い分け
同じ季節講習でも、夏と冬では目的が異なります。夏は、秋以降の過去問演習へ入るために、未完成単元を整理する時期です。冬は、限られた時間の中で、共通テスト、私立医学部医学科、国公立二次、面接・小論文の優先順位を決め、得点を安定させる時期です。
| 時期 | 主な目的 | 優先したい学習 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 夏期講習 | 主要科目の穴を発見し、秋以降の演習に備える | 英語・数学・理科の典型問題、未修範囲、基本事項の再確認 | 講座を取りすぎて、復習と基礎確認が止まらないようにする |
| 冬期講習 | 本番形式に合わせて得点を安定させる | 時間配分、答案作成、共通テスト型演習、私立・国公立二次の直前調整 | 新しい教材や新規講座を増やしすぎず、得点化できる範囲を優先する |
夏は未完成単元を講習後の演習につなげる
夏期講習では、「授業で理解できた」で終わらせず、秋以降に何を演習するかまで決めます。たとえば数学なら、確率、数列、微積分、ベクトルなどのうち、どの単元で典型問題を落としているのかを整理します。化学なら、理論化学の計算、無機の知識、有機の構造決定のどこで失点しているかを分けます。
夏の終わりに必要なのは、完璧になった感覚ではなく、「秋に過去問へ進むために、どの単元を何周するか」が見えている状態です。
冬は得点の安定と本番対応を優先する
冬期講習では、未完成単元を広く拾い直すより、入試本番で点に変わる内容を優先します。共通テストを受ける場合は、時間配分、選択肢の処理、リスニングや読解量への対応を確認します。私立医学部医学科を受ける場合は、大学ごとの一次試験・二次試験の日程、移動、面接・小論文の準備も含めて予定を組みましょう。
冬は「不安だから講座を増やす」よりも、「どの講座でどの得点を守るか」を決めることが重要です。
講習中の復習サイクル
季節講習の効果は、授業中よりも授業後の動きで決まります。特に医学部医学科では、理解した内容を答案に落とし込み、時間内に再現できるかが合否に関わります。
受講前・当日・翌日・週末で役割を分ける
| タイミング | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 受講前 | 該当単元の公式・用語・典型問題を確認する | 授業中に「何がわからないか」を見つけやすくする |
| 受講当日 | 間違えた問題に印を付け、原因を一言で書く | 復習すべき問題を絞る |
| 翌日 | 解答を見ずに白紙から解き直す | 理解を再現力に変える |
| 週末 | 同じ単元の類題を解く | 講習の問題だけに依存しない力を作る |
| 講習後 | 模試・過去問・確認テストで得点に反映されたか確認する | 次に受ける講座や個別指導の目的を修正する |
間違いを4種類に分ける
復習ノートは、きれいにまとめることより、次に同じ失点を防ぐために使うことが大切です。間違いは、以下の4種類に分けて記録しましょう。
| ミスの種類 | 見直すポイント | 次の行動 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 公式、語句、反応式、背景知識 | 普段の教材へ戻り、基本問題を解き直す |
| 条件の読み落とし | 問題文の制約、単位、範囲、グラフ・図表 | 問題文に印を付けるルールを作る |
| 処理のミス | 計算、式変形、選択肢処理、時間配分 | 時間を計って類題を解く |
| 答案表現の不足 | 根拠の説明、途中式、論述、英作文、小論文 | 講師に添削を受け、答案の型を修正する |
この分類を続けると、「たくさん間違えた」ではなく、「次に何を直せば点になるか」が見えます。医学部医学科の受験では、精神論だけで学習量を増やすより、失点原因を特定して修正するほうが効率的です。
医学部受験生の生活習慣

長期休暇中は、学校の時間割がなくなるため、起床時刻・就寝時刻・食事時間が崩れやすくなります。医学部医学科の入試本番では、朝から長時間にわたって問題を読み、考え、答案を書く必要があります。講習期間中から、試験当日の時間帯に集中できる生活リズムを作りましょう。
睡眠は削るものではなく、固定するもの
学習時間を増やそうとして睡眠を削り続けると、日中の集中力や復習の質が下がりやすくなります。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠時間と睡眠休養感の確保が重要とされています。受験生の場合も、夜更かしで勉強時間を増やすより、起床時刻と就寝時刻を安定させ、日中に集中して学ぶ設計が現実的です。
眠れない状態が続く、食事が取れない、強い不安で日常生活に支障が出るなどの場合は、本人だけで抱え込まず、保護者、学校、予備校、医療機関、公的相談先などに早めに相談してください。
入試時間帯に合わせた一日の型を作る
講習期間中は、毎日同じ時間に同じことをするだけで、学習の開始が楽になります。特に朝の使い方は重要です。朝に前日の復習を短く入れると、講習で扱った内容を翌日に持ち越しにくくなります。
| 時間帯 | おすすめの使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 起床後 | 前日の間違いを短時間で見直す | スマートフォンを先に開かない |
| 午前 | 英語長文、数学、理科など負荷の高い科目 | 講習がない日も入試時間帯に頭を使う |
| 講習後 | 当日扱った問題を分類する | 解答を写すだけで終わらせない |
| 夜 | 翌日の準備、暗記、短い確認 | 新しい難問を深夜まで続けない |
保護者が確認したい生活面
保護者の方は、講座数や偏差値だけでなく、生活リズムも確認しましょう。特に、睡眠、食事、移動時間、講習後の復習時間が崩れている場合、本人が頑張っていても得点に結びつきにくくなります。
- 起床時刻と就寝時刻が大きくずれていないか
- 講習後に復習する時間が確保されているか
- 食事や休憩を削っていないか
- 移動時間・宿泊・受験料など、本人が学習以外で悩む要素が整理されているか
- 不安が強いときに相談できる相手がいるか
2027年度入試に向けた確認事項
2027年度入試に向けて季節講習を組む場合、共通テストの日程、志望大学の個別試験日程、私立医学部医学科の一次試験・二次試験、面接・小論文、出願書類の準備を一つの予定表にまとめておく必要があります。
大学入試センターは、2027年度大学入学共通テストの本試験を2027年1月16日(土)・17日(日)に予定しています。また、受験上の配慮案内は2026年6月下旬に公開予定で、申請期間は2026年7月1日(水)から10月2日(金)までの予定とされています。該当する可能性がある場合は、冬になってからではなく、夏前後の時期から学校や関係機関と確認を進めましょう。
公式情報の確認先
- 大学入試センター:令和9年度試験
- 厚生労働省:睡眠対策・健康づくりのための睡眠ガイド2023
- 各大学の募集要項・入試要項・出願書類の案内
医学部医学科の入試情報は、科目、配点、試験時間、二次試験の有無、面接・小論文の形式が大学ごとに異なります。講習の内容も、志望校の配点や出題形式に合わせて調整することが大切です。
季節講習の相談前チェックリスト
メディカ東京(medika Tokyo)では、医学部医学科を目指す受験生に向けて、少人数制クラス指導、通学型個別指導、オンライン個別指導などを組み合わせながら、学習状況に合わせた受験対策を行います。季節講習を検討する際は、次の資料を用意しておくと、受講すべき内容を具体的に判断しやすくなります。
相談前に用意したいもの
- 直近の模試成績表と答案
- 学校・予備校で使用している教材名
- 英語・数学・理科で不安がある単元のメモ
- 現在の起床時刻・就寝時刻・自習時間
- 国公立医学部医学科、私立医学部医学科、推薦・総合型選抜などの志望方針
- 面接・小論文・受験上の配慮など、学科試験以外で確認したい項目
季節講習は、苦手科目を増やす時期ではなく、合格点に近づくための行動を絞る時期です。講習後の復習まで含めた計画を作ることで、長期休暇を医学部医学科合格に向けた実戦的な時間に変えることができます。
季節講習を成果につなげる3つの確認
- 講座の目的を失点原因で決める
「数学を増やす」ではなく、「確率の条件整理」「化学の理論計算」「英語長文の時間配分」のように、改善したい点を具体化します。 - 受講後の復習時間を予定表に入れる
講習当日の見直し、翌日の白紙解き直し、週末の類題演習まで入れて、講座数を調整します。 - 生活リズムを入試時間に合わせる
夜型に大きく崩さず、朝から集中できる状態を作ります。睡眠・食事・移動・休憩も受験計画の一部です。
よくある質問
医学部医学科の夏期講習と冬期講習は、どちらを重視すべきですか?
役割が異なります。夏期講習は未完成単元の整理、主要科目の基礎確認、秋以降の過去問演習に入るための準備に使います。冬期講習は共通テスト、私立医学部医学科の一次試験・二次試験、国公立二次、面接・小論文に向けて得点の安定と本番対応を整える時期です。
講習は多く取ったほうが成績は上がりますか?
講座数そのものより、受講後に解き直しと確認テストまで行えるかが重要です。復習時間を確保できないまま講座を増やすと、理解したつもりの単元が増えてしまいます。受講前に、当日復習、翌日復習、週末の再確認まで予定に入れてから講座数を決めましょう。
夏期講習・冬期講習中に睡眠時間を削ってもよいですか?
医学部医学科の入試では、長時間起き続けることより、試験時間帯に集中して読む・考える・答案を書くことが大切です。睡眠を削って学習量を増やすより、起床時刻と就寝時刻を固定し、講習後の復習を日中に終わらせる設計を優先しましょう。強い不眠や体調不良が続く場合は、保護者、学校、予備校、医療機関などに早めに相談してください。
講習用テキストと普段使っている教材は、どちらを優先すべきですか?
役割を分けるのがおすすめです。講習用テキストは弱点発見と答案練習、普段の教材は基本事項の確認と反復に使います。講習で間違えた問題を普段の教材の該当単元へ戻すと、単発の理解で終わらず、知識と解法を定着させやすくなります。
オンライン授業で季節講習を受ける場合の注意点はありますか?
オンライン授業は移動時間を抑えられる一方で、視聴だけで終わりやすい点に注意が必要です。受講前に予習範囲を確認し、受講後は答案を実際に書く時間、復習テスト、質問の機会を予定に入れましょう。必要に応じて個別指導や対面相談と組み合わせると、復習管理がしやすくなります。
2027年度共通テストの受験上の配慮が必要な場合、いつ確認すべきですか?
2027年度共通テストで受験上の配慮を希望する可能性がある場合は、大学入試センターの案内を早めに確認してください。2027年度試験では、受験上の配慮案内が2026年6月下旬に公開予定で、申請期間は2026年7月1日から10月2日までの予定とされています。冬期講習の時期まで待たず、学校や関係機関と早めに相談することが重要です。
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