国公立医学部医学科の英語対策|共通テスト・二次試験の勉強法|メディカ東京

 

 

国公立医学部医学科の英語対策を解説するコラム

医学部医学科を目指す受験生向けコラム

国公立医学部医学科の英語対策【2027年度入試に向けて】
国公立大学医学部医学科を目指す受験生向けに、2027年度共通テスト英語のリーディング・リスニング、二次試験の長文読解・英文和訳・英作文・医療系テーマ対策を整理。学習順序、復習方法、直前期の過ごし方を医学部受験専門予備校メディカ東京が解説します。

共通テスト英語と二次試験英語を、別々ではなく一つの得点戦略として組み立てる

国公立大学の医学部医学科を目指す場合、英語は共通テストと個別学力検査の両方で得点の安定性が求められる科目です。理科・数学に学習時間を取られやすい一方で、英語の失点が大きいと、共通テスト後の出願判断や二次試験の勝負に影響します。

このページでは、2027年度入試に向けて、共通テスト英語のリーディング・リスニング、国公立医学部医学科の二次試験で必要になる長文読解・英文和訳・要約・英作文の対策を整理します。単語や文法を「覚えるだけ」で終わらせず、医学部医学科の入試で答案に変えるための学習順序を確認してください。

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このページで整理できること

  • 2027年度共通テスト英語で確認しておきたいリーディング・リスニングの基本情報
  • 国公立医学部医学科の二次試験に向けた精読・和訳・要約・英作文の鍛え方
  • 単語・文法・長文読解・過去問演習を無理なく接続する学習順序
  • 直前期に英語の得点を崩さない復習方法と答案チェックの観点

国公立医学部医学科の英語で求められる力

医学部医学科の英語では、単語を知っているかどうかだけでなく、限られた時間で情報を正確に読み取り、必要に応じて日本語・英語で答案化する力が求められます。共通テストでは情報処理の速さ、二次試験では読解の精度と記述答案の再現性が重要です。

2027年度共通テスト英語の確認ポイント

共通テスト英語のリーディングとリスニングを確認する受験生

2027年度大学入学共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)に予定されています。英語は「リーディング」と「リスニング」が出題され、大学入試センターの出題方法では、リーディングは80分・100点、リスニングは60分・100点、そのうち解答時間は30分と示されています。

共通テスト英語の出題範囲は、「英語コミュニケーションⅠ」「英語コミュニケーションⅡ」「論理・表現Ⅰ」です。リーディング・リスニングともに、目的や場面、状況に応じて概要・要点・詳細・話し手や書き手の意図を理解する力が重視されます。

項目 確認すること 医学部医学科志望者の対策
リーディング 80分・100点。複数の文章や資料から情報を整理して読む力が必要です。 速く読む練習だけでなく、設問根拠を本文に戻して確認する習慣をつくります。
リスニング 60分・100点。解答時間は30分で、1回読みと2回読みの問題が含まれる構成です。 毎日短時間でも音声に触れ、聞き取れなかった原因を語彙・音変化・設問処理に分けて復習します。
出願・配慮申請 受験上の配慮案内は2026年6月下旬公開予定、申請期間は2026年7月1日から10月2日までの予定です。 必要書類の準備に時間がかかる場合があるため、該当する方は夏前から確認します。

※共通テストの正式情報は大学入試センター、各大学の利用科目・配点は志望大学の入学者選抜要項で確認してください。

二次試験では読解の正確さと答案化が問われる

国公立医学部医学科の二次試験英語の答案を見直す受験生

国公立大学医学部医学科の二次試験では、大学ごとに出題形式が異なります。長文読解、英文和訳、和文英訳、自由英作文、要約、文法・語法問題などが組み合わされるため、「長文を読める」だけでは十分ではありません。読んだ内容を、設問条件に合わせて答案に落とし込む練習が必要です。

医学部医学科では、生命科学、医療、社会課題、倫理、研究、教育、地域医療など、医療者としての関心につながるテーマが扱われることがあります。ただし、専門知識を暗記するよりも、英文の論理構造を正確に追い、本文の根拠に基づいて説明する力を優先してください。

二次試験対策では、「解いた問題数」よりも「復習後に同じ形式で正しい答案を再現できるか」が重要です。英文和訳なら主語・述語・修飾関係、英作文なら論点・構成・文法ミス、要約なら本文の中心論点を確認します。

医学部医学科の英語を伸ばす学習順序

英語が伸び悩む受験生の多くは、単語・文法・長文・過去問を別々に進めています。医学部医学科の英語では、基礎知識を答案作成に接続する学習設計が必要です。

段階 目的 学習内容 確認基準
1. 語彙・熟語 読解の失点原因を減らす 基本単語、派生語、熟語、医療・科学系テーマ語彙 本文中で品詞・意味・言い換えを判断できる
2. 文法・構文 英文の構造を正確に読む 文型、時制、準動詞、関係詞、比較、仮定法、前置詞、接続表現 和訳時に主語・述語・修飾関係を崩さない
3. 精読 難文を根拠に基づいて読む 構文把握、段落ごとの要旨、論理展開、設問根拠の特定 解答後に本文のどの部分が根拠か説明できる
4. 速読・情報処理 共通テストと長文量に対応する 時間を測った読解、資料・表・会話文の情報整理 時間内に設問を解き切り、読み飛ばしによる誤答を減らせる
5. 記述・英作文 二次試験で答案にする 英文和訳、説明問題、要約、自由英作文、和文英訳 採点者に伝わる答案を、制限字数・語数内で作れる
6. 過去問 志望校形式に合わせる 年度別演習、時間配分、答案添削、出題形式別の復習 失点原因を次回の解き方に反映できる

単語・熟語は、読解と英作文で使える状態まで反復する

英単語の暗記は、単語帳を一周することが目的ではありません。医学部医学科の英語では、長文中の言い換え、抽象語、因果関係を示す表現、医療・科学系テーマに関わる語彙を文脈の中で判断する必要があります。

最初は日本語訳を覚えるだけでも構いませんが、入試レベルに進む段階では、品詞、派生語、反意語、類義語、コロケーションまで確認してください。英作文で使える語彙を増やすには、「自分が書ける表現」と「読めるだけの表現」を分けて管理すると効果的です。

  • 1冊を何度も回し、未定着語だけを短時間で再確認する
  • 長文で出会った語彙は、単語帳の該当箇所に戻して確認する
  • 医療・生命科学系のテーマ語彙は、背景知識ではなく読解補助として整理する
  • 英作文で使いたい表現は、例文ごと暗記して使い方まで覚える

英文法は、長文読解と答案作成の基盤として学ぶ

英文法と構文を整理して長文読解につなげる受験生

英文法は、文法問題だけのために学ぶものではありません。長い英文を読むとき、主語と述語、修飾語、挿入、対比、因果関係を正しく判断できるかどうかで、和訳・説明・要約の精度が変わります。

特に、準動詞、関係詞、比較、仮定法、分詞構文、名詞構文、前置詞、接続詞は、医学部医学科の二次試験で差がつきやすい領域です。文法問題集を解くときは、正解番号を選ぶだけでなく、「なぜその形になるのか」「長文中で同じ構造を見抜けるか」まで確認してください。

文法が苦手な受験生は、薄い問題集を何冊も追加するより、誤答した文を日本語訳・構文・文法理由まで説明できる状態にするほうが効果的です。

精読から速読、要約、過去問演習へ進める

長文読解は、いきなり速く読む練習から始めないでください。まずは精読で、英文の構造と段落の役割を正確に把握します。そのうえで、制限時間を設けた読解、要旨把握、設問根拠の確認へ進めると、共通テストにも二次試験にもつながります。

国公立医学部医学科を目指す場合、過去問演習は「解いて終わり」では不十分です。英文和訳なら採点基準に照らして減点される箇所を確認し、自由英作文なら論点のずれ、語法ミス、同じ表現の繰り返しをチェックします。要約問題では、本文の主張と具体例を区別する練習が不可欠です。

精読で見ること

主語・述語・目的語・補語、修飾関係、指示語、対比、因果、段落の中心文を確認します。

速読で見ること

設問を先に確認し、必要な情報に戻れる読み方を身につけます。読み飛ばしと選択肢の早合点を区別します。

答案化で見ること

和訳・説明・要約・英作文のそれぞれで、採点者に伝わる文として完成しているか確認します。

参考書・問題集の選び方

英語の参考書は、難しければよいわけではありません。現在の学力段階と志望校の出題形式に合っているか、解説を読んで復習できるか、添削が必要な答案形式かを見て選ぶ必要があります。

共通テスト対策は情報処理と時間配分を意識する

共通テスト英語は、単語や文法の知識だけでなく、本文・図表・会話・メール・説明文などから必要な情報を素早く整理する力が必要です。共通テスト用の問題集を選ぶときは、設問の根拠、時間配分、読み方の手順が説明されているものを選びましょう。

リスニングは、聞き流しでは伸びにくい科目です。聞き取れなかった英文をスクリプトで確認し、音のつながり、弱化、数字、比較表現、話者の意図を復習してください。医学部医学科志望者は理科・数学に時間を取られやすいため、毎日15分でも継続できる仕組みを作ることが大切です。

二次試験対策は記述答案の添削まで含める

二次試験向けの参考書・問題集は、長文の難易度だけでなく、答案の作り方が学べるものを選びます。英文和訳は「直訳できるか」だけでなく、日本語として意味が通り、本文の論理を崩していないかが重要です。英作文は、文法的に正しいだけでなく、問いに対する立場と理由が明確である必要があります。

目的 選ぶ教材 避けたい選び方
基礎の立て直し 解説が詳しく、例文で文法・構文を確認できる教材 難関大用の問題を解くだけで、基礎の穴を確認しない
長文読解 段落構造、設問根拠、誤答分析が載っている教材 解答を見て納得するだけで、本文根拠に戻らない
医学・科学系テーマ 生命科学、医療倫理、研究、社会課題などの背景語彙に触れられる教材 専門知識の暗記に偏り、英文そのものの読解を軽視する
英作文 添削を受けられる教材・授業、または模範答案の構成が詳しい教材 テンプレートだけを覚え、設問の論点に合わせて書く練習をしない
過去問 志望校の年度別問題、併願校の類似形式問題 年数だけこなし、時間配分・答案の弱点を記録しない

最新情報の確認先

直前期の英語対策

直前期は、新しい教材を増やすより、得点につながる復習を徹底する時期です。共通テスト前はリーディングとリスニングの時間感覚を崩さず、共通テスト後は志望校の二次試験形式に切り替えます。


共通テスト前にやること

  • リーディングは80分で解き切る練習を行い、時間切れの原因を記録する
  • リスニングは毎日音声に触れ、聞き取れない箇所をスクリプトで確認する
  • 単語・熟語は未定着語だけに絞り、広く浅く新教材へ移らない
  • 過去の誤答を、語彙不足・構文ミス・設問読み違い・時間不足に分類する

共通テスト後にやること

  • 出願先の二次試験形式に合わせて、英文和訳・説明・要約・英作文の比重を変える
  • 答案を自分で読み返し、主語抜け、論点ずれ、日本語の不自然さを修正する
  • 英作文は語数・構成・文法・内容の4点で添削を受ける
  • 睡眠時間を削って演習量を増やすより、翌日に同じ精度で解ける体調を維持する

医学部医学科の直前期は、英語だけでなく、数学・理科・面接・小論文とのバランスが重要です。英語の復習時間を固定し、毎日同じ流れで解くことで、試験当日の再現性を高めてください。

英語対策チェックリスト

下記は、国公立医学部医学科を目指す受験生が、英語対策の弱点を確認するためのチェックリストです。すべてを一度に完璧にする必要はありません。まずは現在の失点原因を一つに絞り、次の2週間で改善できる項目から取り組みましょう。

確認項目 できていないと起こること 改善の第一歩
単語・熟語 本文の中心語が読めず、推測に頼った解答になる 未定着語を100語単位で抽出し、例文と一緒に復習する
構文把握 和訳・説明問題で主語や修飾関係を取り違える 1日3文、難文をSVOC・修飾・接続関係まで書き込む
段落理解 要約で具体例ばかり拾い、本文の主張を外す 各段落に10〜20字で見出しをつける
設問根拠 選択肢の雰囲気で選び、安定して得点できない 正解・不正解の根拠を本文行に戻して確認する
英作文 語数は満たしても、論点ずれや文法ミスで減点される 主張・理由・具体例・結論の型を決め、添削を受ける
リスニング 聞き取れない原因がわからず、演習量だけが増える スクリプトを見て、音・語彙・設問処理のどこで失敗したか分ける
時間配分 最後の設問が雑になり、解ける問題まで落とす 大問ごとの目標時間を決め、5分前に見直すルールを作る

保護者の方へ

英語の成績が不安定な場合、「勉強時間が足りない」と決めつける前に、失点原因を確認してください。語彙不足、構文把握、設問処理、記述答案、リスニングでは、必要な対策がまったく異なります。模試結果や答案を見れば、どこから立て直すべきかを判断しやすくなります。

国公立医学部医学科の英語対策は、個別の答案分析から始める

英語の学習法は、全員に同じものを当てはめても成果が出にくい科目です。単語は覚えているのに読解で崩れる受験生、読解はできるのに英作文で失点する受験生、共通テストでは取れるのに二次試験の記述で点数が伸びない受験生では、必要な対策が違います。

メディカ東京(medika tokyo)では、医学部医学科を目指す受験生の答案・模試結果・志望校に合わせて、英語の学習計画を設計します。少人数制授業、個別指導、オンライン指導を組み合わせ、読解・和訳・英作文・面接や小論文との接続まで確認します。

英語だけを強化したい場合も、理科・数学との時間配分まで含めて相談できます。特に国公立医学部医学科では、英語の学習量を増やしすぎて理科・数学が崩れないよう、全体の受験計画の中で英語の優先順位を決めることが重要です。

国公立医学部医学科の英語対策に関するよくある質問

Q. 国公立医学部医学科の英語は、共通テスト対策と二次試験対策のどちらを優先すべきですか?

時期と志望校によって変わります。基礎段階では単語・文法・精読を共通の土台として進め、秋以降は共通テストの時間配分と二次試験の記述答案を並行して確認します。共通テスト直前期はリーディング・リスニングの実戦形式を増やし、共通テスト後は二次試験形式へ比重を移します。

Q. 医療系英単語はいつから覚えるべきですか?

基本単語と熟語が固まってからで十分です。医療系語彙だけを先に覚えても、英文の構造が読めなければ得点につながりません。生命科学・医療・倫理などのテーマ語彙は、長文読解の中で背景語彙として整理していくのがおすすめです。

Q. 英作文は独学でも対策できますか?

基本表現の暗記や構成練習は独学でも可能です。ただし、医学部医学科の二次試験で必要な自由英作文・和文英訳は、論点ずれや文法ミスを自分で発見しにくいため、定期的に添削を受けるほうが安全です。

Q. リスニングが苦手な場合、何から始めればよいですか?

まず、聞こえなかった原因を分けてください。単語を知らない、音の変化を聞き取れない、設問を読むのが遅い、数字や比較を聞き落とすなど、原因により対策は異なります。短時間でも毎日音声に触れ、スクリプト確認と音読をセットにすると改善しやすくなります。

英語の得点設計を相談したい方へ

医学部医学科の英語対策では、「単語を増やす」「長文をたくさん読む」だけでは、志望校の得点に直結しないことがあります。現在の答案を確認し、どの設問で、なぜ失点しているのかを特定することが先決です。

メディカ東京(medika tokyo)では、模試結果、過去問答案、志望校リストをもとに、国公立医学部医学科の共通テスト・二次試験に向けた英語の学習計画を提案します。通学・オンライン・個別指導を組み合わせることで、現在の課題に合わせた対策を始められます。

相談時にあるとよい資料

  • 直近の模試結果・学校成績
  • 共通テスト模試のリーディング・リスニング別得点
  • 志望大学・併願大学の候補
  • 英作文・和訳・要約などの答案

メディカ東京で相談できること

  • 英語の失点原因の分析
  • 共通テストと二次試験の学習配分
  • 医学部医学科向けの英作文・和訳添削
  • 面接・小論文を含めた受験全体の設計

校舎は代々木駅から徒歩圏です。詳しいアクセスはアクセスページをご確認ください。

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