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日本医科大学医学部医学科を目指す方へ|一般選抜・グローバル特別選抜・地域枠対策|メディカ東京

東京で医学部予備校をお探しの方向けのコラム
日本医科大学医学部医学科を目指す方へ|2027年度一般選抜・グローバル特別選抜・地域枠・指定校推薦対策
日本医科大学医学部医学科を目指す高校生・高卒生へ。2027年度の全募集人員、一般選抜前期・後期、グローバル特別選抜、5都県地域枠、指定校対象の学校推薦型選抜、英語資格、学費・特待生制度を解説し、2026年度入試情報・入試結果も掲載します。
日本医科大学医学部医学科は、東京都文京区千駄木に本部を置く私立医学部です。学是「克己殉公」と、教育理念「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」のもと、臨床医・医学研究者として社会に貢献できる人材の育成を掲げています。
2027年度の募集人員は、一般入学者選抜実施要項に示された116名と、指定校を対象とする学校推薦型選抜9名を合わせた125名です。一般入学者選抜は、一般選抜前期・地域枠75名、グローバル特別選抜前期10名、一般選抜後期・地域枠31名で構成されます。1次試験は外国語300点、数学300点、理科2科目400点の合計1,000点で、すべての出題科目に記述式問題が含まれます。
本ページでは、2027年度入試の全募集人員、一般選抜の日程・科目・時間、グローバル特別選抜の英語資格、5都県の地域枠、指定校推薦、学費・特待生制度を整理します。あわせて、受験校選定、過去問対策、出願方式の比較に活用できるよう、2026年度入試情報と大学公表の入試結果も掲載しています。
日本医科大学医学部医学科の特徴と求める学生像

日本医科大学は、1876年創立の済生学舎を前身とする私立医科大学です。アドミッション・ポリシーでは、医学を学ぶ目的意識、生命倫理の尊重、科学的論理性と思考力、病める人の心を理解する姿勢、主体性と協働性、社会的見識、国際的な医学・医療の発展に貢献する意欲が求められています。
入学者選抜では、1次試験の学力だけでなく、小論文、面接、調査書、願書に記載した活動や志望理由を含めて総合的に評価されます。学力試験で合格圏に入ることと、医学を学ぶ目的や他者と協働する姿勢を自分の言葉で伝えることを、別々にせず準備する必要があります。
| 確認項目 | 大学が重視する内容 | 受験対策で準備すること |
|---|---|---|
| 学力・論理性 | 医学を学ぶための知識・知性、科学的論理性、思考力。 | 英語・数学・理科2科目を1,000点満点で管理し、途中式や根拠を示す記述答案を整えます。 |
| 生命倫理・他者理解 | 生命倫理を尊重し、病める人の心を理解して相手の立場で考える姿勢。 | 小論文・面接で、患者、家族、医療者、社会への配慮を具体的な理由とともに説明します。 |
| 主体性・協働性 | 主体性を持ちながら、周囲と協調して学ぶ態度。 | 学習・部活動・学校行事などから、課題を改善した経験と他者と協働した経験を整理します。 |
| 国際性・研究心 | 世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する意欲。 | グローバル特別選抜を利用しない場合も、医学研究、国際医療、学び続ける姿勢を志望理由に結びつけます。 |
2027年度入試で押さえておきたい主な変更点
2027年度は、一般入学者選抜の募集人員が2026年度の119名から116名へ減る一方、指定校対象の学校推薦型選抜は6名から9名へ増えます。このため、医学部全体の募集人員は2026年度と同じ125名です。地域枠20名とグローバル特別選抜10名は維持されています。
| 確認項目 | 2027年度 | 2026年度との比較 |
|---|---|---|
| 医学部全体の募集人員 | 125名 | 2026年度と同じです。一般入学者選抜116名と学校推薦型選抜9名の合計です。 |
| 一般入学者選抜 | 116名 | 2026年度の119名から3名減少しました。 |
| 学校推薦型選抜(指定校) | 9名 | 2026年度の6名から3名増加しました。選抜の詳細は指定校へ通知されます。 |
| 一般選抜前期・地域枠 | 75名 一般枠61名・地域枠14名 | 2026年度は76名で、一般枠62名・地域枠14名でした。 |
| グローバル特別選抜前期 | 10名 | 2026年度と同じです。 |
| 一般選抜後期・地域枠 | 31名 一般枠25名・地域枠6名 | 2026年度は33名で、一般枠27名・地域枠6名でした。 |
| 地域枠 | 東京都5名、千葉県7名、埼玉県2名、静岡県4名、新潟県2名、計20名 | 募集人員と前期・後期の配分は2026年度と同じです。2027年度分は定員増の認可申請予定です。 |
| 前期1次試験会場 | 武蔵境校舎、ベルサール渋谷ファースト。収容定員超過時は千駄木校舎も併用。 | 2026年度に設定されていた福岡会場は、2027年度要項には掲載されていません。 |
| 前期・後期の試験科目 | 外国語300点、数学300点、理科2科目400点。全科目で記述式を出題。 | 科目・配点・試験時間の基本構成は2026年度と同じです。 |
地域枠の募集人員について:2027年度の地域枠20名は、文部科学省への入学定員増員認可申請を前提とする予定数です。認可状況や各都県の制度変更が公表された場合は、大学と自治体の最新資料を優先してください。
2027年度の選抜区分と募集人員
2027年度は、一般選抜前期、グローバル特別選抜前期、一般選抜後期、5都県の地域枠に加え、指定校対象の学校推薦型選抜が実施されます。一般枠と地域枠の併願、複数地域枠の併願、グローバル特別選抜との組み合わせには、それぞれ異なるルールがあります。
| 選抜区分 | 募集人員 | 主な確認ポイント |
|---|---|---|
| 一般選抜前期 | 一般枠61名 | 1次試験1,000点、2次試験は小論文60分・面接・調査書等。前期地域枠と併願できます。 |
| グローバル特別選抜前期 | 10名 | 共通テスト国語、所定の英語民間試験、大学独自の英語・数学・理科2科目、小論文・面接が必要です。 |
| 一般選抜後期 | 一般枠25名 | 1次試験の科目・配点は前期と同じ。2次試験の小論文は90分で、前期より長く設定されています。 |
| 一般選抜地域枠 | 20名 前期14名・後期6名 | 東京都・千葉県・埼玉県・静岡県・新潟県。各都県の修学資金、卒前支援、卒後勤務条件への同意が必要です。 |
| 学校推薦型選抜(指定校) | 9名 | 早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、早稲田実業学校高等部を対象とする指定校推薦です。選抜の詳細は指定校へ通知されます。 |
| 一般入学者選抜 合計 | 116名 | 一般選抜前期・後期、グローバル特別選抜、地域枠の合計です。 |
| 医学部全体 合計 | 125名 | 一般入学者選抜116名と学校推薦型選抜9名を合わせた募集人員です。 |
| 併願の組み合わせ | 2027年度の扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 一般選抜前期+前期地域枠 | 併願可能。地域枠は5都県すべてに出願可能。 | 一般枠と地域枠を併願しても受験料は60,000円です。都県ごとの追加書類が必要です。 |
| 一般選抜前期+グローバル特別選抜 | 併願可能。 | 受験料は90,000円です。グローバル特別選抜と前期地域枠は併願できません。 |
| 一般選抜後期+後期地域枠 | 併願可能。千葉・埼玉・静岡・新潟の4県に出願可能。 | 東京都地域枠は前期のみです。一般枠と地域枠を併願しても受験料は60,000円です。 |
2027年度入試日程
前期・グローバル特別選抜・前期地域枠は、出願期間と大学独自試験日が共通です。後期は2月1日から出願が始まり、国公立大学前期日程後の2月28日に1次試験が行われます。
| 選抜区分 | 出願期間 | 1次試験・発表 | 2次試験・最終発表 | 入学手続 |
|---|---|---|---|---|
| 一般選抜前期・前期地域枠 | 2026年12月21日(月)~2027年1月21日(木) 書類は1月21日消印有効 | 1次:2027年2月1日(月) 発表:2月8日(月)18時 | 2次:2月10日(水)または2月12日(金) 最終発表:2月16日(火)正午 | 入学金:2月19日(金)まで 初年度学費:2月24日(水)まで |
| グローバル特別選抜前期 | 2026年12月21日(月)~2027年1月21日(木) 英語成績証明書等も提出 | 共通テスト国語:1月16日(土) 大学独自1次:2月1日(月) 発表:2月8日(月)18時 | 2次:2月10日(水)または2月12日(金) 最終発表:2月16日(火)正午 | 入学金:2月19日(金)まで 初年度学費:2月24日(水)まで |
| 一般選抜後期・後期地域枠 | 2027年2月1日(月)~2月19日(金) 書類は2月19日消印有効 | 1次:2月28日(日) 発表:3月6日(土)18時 | 2次:3月9日(火) 最終発表:3月15日(月)正午 | 入学金・初年度学費を3月18日(木)までに一括納入 |
2次試験日の選択:前期・グローバル特別選抜の2次試験日は、出願時に2月10日または12日の希望を登録します。ただし希望どおりにならない場合があり、出願後の変更はできません。東京都地域枠の1次合格者は、希望日にかかわらず2月10日に受験します。
学校推薦型選抜:指定校を対象とする選抜であり、試験日・選考方法・提出書類などの詳細は各指定校へ通知されます。一般の高校から自由に出願できる公募制推薦ではありません。
一般選抜前期・後期:1,000点の学力試験と記述答案を整える

2027年度の一般選抜前期・後期は、外国語300点、数学300点、理科2科目400点の合計1,000点です。英語・数学は各90分、理科2科目は120分で、すべての出題科目に記述式問題が含まれます。
理科2科目が最も大きい配点ですが、英語と数学も各300点あります。得意な1科目だけで押し切るのではなく、4科目のうち大きく崩れる科目を作らず、記述答案で部分点を確保する設計が必要です。
| 科目・試験 | 配点・時間 | 2027年度の範囲・対策 |
|---|---|---|
| 外国語 | 300点・90分 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ。長文読解、語彙・文法、記述問題を90分で処理する力を鍛えます。 |
| 数学 | 300点・90分 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A「図形の性質」「場合の数と確率」、数学B「数列」、数学C「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」。途中式・論理の流れを採点者に伝える答案を作ります。 |
| 理科 | 2科目合計400点・120分 各200点 | 物理・化学・生物から2科目を出願時に登録します。2科目の変更はできません。知識、計算、考察、記述を120分内でまとめます。 |
| 前期2次・小論文 | 60分 | 自分の考えを論理的に説明する思考力・判断力・表現力を評価。9時~10時に実施し、終了後に面接へ進みます。 |
| 後期2次・小論文 | 90分 | 前期より30分長く、学力の3要素をより多面的・総合的に評価する形式です。長い課題への読解・構成力を準備します。 |
| 面接・調査書等 | 配点・時間は非公表 | 医学を学ぶ動機、社会に向き合う態度、コミュニケーション能力、熱意、個性、協調性、主体的な活動を総合評価します。 |
2027年度前期1次試験会場:日本医科大学武蔵境校舎、ベルサール渋谷ファーストです。収容定員を超えた場合は千駄木校舎も併用されます。受験票に記載された会場を必ず確認してください。
2027年度後期1次試験会場:日本医科大学武蔵境校舎です。収容定員を超えた場合は千駄木校舎も併用されます。2次試験は前期・後期とも千駄木校舎です。
グローバル特別選抜前期:共通テスト国語・英語資格・大学独自試験を組み合わせる
2027年度グローバル特別選抜前期は10名募集です。共通テストの国語200点、所定基準を満たす英語民間試験の成績証明書、日本医科大学独自の外国語・数学・理科2科目、小論文、面接、調査書等を組み合わせて選抜します。
英語資格だけで合否が決まる方式ではありません。大学独自試験は一般選抜前期と同じく合計1,000点であり、数学・理科2科目まで高い完成度が必要です。
| 英語民間試験 | 出願基準 | 注意点 |
|---|---|---|
| 実用英語技能検定 | 準1級 | 従来型、S-CBT、S-Interviewを利用できます。合格証明書または合格が記載されたCSEスコア証明書を提出します。 |
| ケンブリッジ英語検定 | 150 | リンガスキルも利用できます。 |
| GTEC | 1,100 | CBTタイプのみ利用できます。 |
| IELTS | 5.0 | Academic Moduleのみ利用できます。 |
| TEAP | 280 | 4技能の成績証明書を確認します。 |
| TOEFL iBT | 60 | MyBest scoresは利用できません。 |
| 評価項目 | 2027年度の内容 | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 共通テスト国語 | 200点。「現代の国語」「言語文化」を範囲とし、近代以降の文章・古文・漢文を利用。 | 私立医学部型の英数理に加え、古文・漢文を含む国語を共通テスト水準まで仕上げます。 |
| 大学独自1次試験 | 外国語300点、数学300点、理科2科目400点。一般選抜前期と同日・同会場。 | 英語資格を持っていても、大学独自英語を含む1,000点の学力試験を通常どおり準備します。 |
| 小論文・面接 | 前期と同じ日程で実施。小論文60分、面接、調査書・願書等を総合評価。 | 国際性だけを強調せず、日本医科大学で医学を学ぶ理由、研究・臨床への関心、協働経験を一貫させます。 |
| 成績証明書 | 有効期限内のもの。有効期限がない場合は、志願者情報登録開始日を基準に2年以内。 | 自宅受験型は対象外です。出願時に提出できる正式な証明書を早めに確保します。 |
併願:一般選抜前期との併願は可能で、受験料は合計90,000円です。一方、グローバル特別選抜前期と前期地域枠は併願できません。
2027年度地域枠:5都県の修学資金と卒後条件を確認する
地域枠は、「将来、医師として地域医療に貢献したい」という強い意思を持つ受験生を対象とする方式です。在学中は各都県のキャリア形成卒前支援プラン、卒業後はキャリア形成プログラムが適用され、修学資金の返還免除には所定の勤務条件を満たす必要があります。
| 地域枠 | 募集人員 | 修学資金 | 出願・卒後条件の概要 |
|---|---|---|---|
| 東京都地域枠 | 5名 前期5・後期0 | 入学金・授業料・施設整備費の全額と生活費月額10万円 | 東京都内在住または都内高校卒業・卒業見込み等の条件があります。卒後9年間のうち4年6か月以上を小児・周産期・救急・へき地医療の対象機関等で勤務。2次は2月10日に大学面接と東京都面接を受けます。 |
| 千葉県地域枠 | 7名 前期4・後期3 | 月額20万円 6年間1,440万円 | 出身地・出身高校を問わず出願可能。所定期間内に医師免許を取得し、貸付期間の1.5倍にあたる期間、キャリア形成プログラムに基づく医療機関で勤務します。 |
| 埼玉県地域枠 | 2名 前期1・後期1 | 月額20万円 6年間1,440万円 | 出身地・出身高校を問わず出願可能。県内病院等で9年間勤務し、特定診療科・特定医療機関等に関する追加条件を満たす必要があります。 |
| 静岡県地域枠 | 4名 前期3・後期1 | 月額20万円 6年間1,440万円 | 出身地・出身高校を問わず出願可能。卒業後2年以内に医師免許を取得し、臨床研修2年を含む9年間、県指定の公的医療機関等で勤務します。 |
| 新潟県地域枠 | 2名 前期1・後期1 | 月額30万円 6年間2,160万円 | 出身地・出身高校を問わず出願可能。卒業後2年以内に医師免許を取得し、臨床研修2年を含む9年間、県指定医療機関等で勤務。1~5年次は毎年、県内地域医療実習へ参加します。 |
前期地域枠は5都県を併願でき、後期地域枠は東京都を除く4県を併願できます。ただし、合格後に適用される修学資金、保証人、勤務年限、対象医療機関、診療科条件は都県ごとに異なります。複数県を併願する場合は、どの県に合格しても進学し、卒後条件を履行できるかを事前に確認してください。
地域枠は費用面だけで選ばない:地域枠は医学部6年間だけでなく、初期臨床研修後を含む長期のキャリアに関わります。修学資金額より先に、勤務する地域・医療機関・診療領域・義務年限を本人と保護者で確認してください。
出願書類・受験料・入学手続の確認ポイント
日本医科大学はPost@netによるインターネット出願を利用します。Web上の志願者情報登録と受験料支払いだけでは出願は完了せず、入学願書、調査書、方式別の追加書類を期限内に簡易書留で郵送する必要があります。
| 確認項目 | 2027年度の内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 入学願書 | Post@netからA4片面カラー印刷し、「本学志望の理由及び将来の希望」を自筆で記載。 | 願書の文章と2次面接で話す内容を一致させます。一般的な文章ではなく、本人の経験と志望理由で構成します。 |
| 調査書等 | 2026年10月1日以降に発行された調査書。発行できない場合の代替書類も指定。 | 卒業後の年数により必要書類が変わるため、高卒生は早めに出身校へ確認します。 |
| グローバル特別選抜 | 英語民間試験の成績証明書を追加提出。 | 有効期間、試験種別、正式証明書、TOEFLのMyBest不可などを確認します。 |
| 地域枠 | 大学共通書類に加え、各都県の申請書、誓約書、同意書等を提出。 | 大学への出願と自治体書類の両方を期限内にそろえます。県ごとの保証人条件も確認します。 |
| 受験料 | 一般前期・後期・地域枠・グローバル単独は60,000円。一般前期+グローバルは90,000円。 | 一般枠と地域枠を併願しても追加料金はありません。支払後は原則返還されません。 |
| 受験票 | 大学から郵送されず、作成完了メール受信後に各自で印刷。 | 1次試験会場と集合時間を受験票で確認し、当日必ず持参します。 |
入学金の一部返還:前期等の入学手続後、後期1次試験日の前日までに所定の入学辞退申請書を提出した場合、入学金150万円の半額が返還される扱いがあります。また、初年度学費納入後、2027年3月31日(水)正午までに所定の辞退手続きを行った場合は、入学金を除く入学時学費が返還されます。
2026年度入試情報(比較資料)
2026年度は、一般入学者選抜119名と学校推薦型選抜6名の合計125名が募集されました。2027年度は、一般入学者選抜が116名へ減る一方、学校推薦型選抜が9名へ増えるため、医学部全体の募集人員125名は変わりません。一般入学者選抜では、一般枠の募集人員と前期1次試験会場が主な相違点です。
| 2026年度の選抜区分 | 募集人員 | 試験日 | 2027年度との比較 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜前期・前期地域枠 | 76名 一般枠62・地域枠14 | 1次:2026年2月2日(月) 2次:2月10日(火)または12日(木) | 2027年度は75名。1次試験は2月1日(月)で、福岡会場の設定がありません。 |
| グローバル特別選抜前期 | 10名 | 共通テスト国語、大学独自1次は前期と同日、2次は2月10日または12日 | 募集人員と基本的な選抜構造は2027年度と同じです。 |
| 一般選抜後期・後期地域枠 | 33名 一般枠27・地域枠6 | 1次:2026年2月28日(土) 2次:3月9日(月) | 2027年度は31名で、一般枠が25名に減少します。 |
| 地域枠 | 東京都5、千葉7、埼玉2、静岡4、新潟2、計20名 | 一般選抜前期または後期と同日 | 都県別募集人員と前後期配分は2027年度と同じです。 |
| 学校推薦型選抜(指定校) | 6名 | 選抜の詳細は指定校へ通知 | 2027年度は9名へ増員されます。 |
| 2026年度の試験 | 実施内容 | 過去問利用時の注意 |
|---|---|---|
| 1次試験 | 外国語300点、数学300点、理科2科目400点。英語・数学各90分、理科120分。全科目に記述式。 | 2027年度も科目・配点・時間は同じため、2026年度過去問は1,000点の得点設計と記述答案の確認に活用できます。 |
| 前期2次試験 | 小論文60分、面接、調査書・願書等。 | 志望理由、将来の希望、活動歴と面接回答の整合性を確認します。 |
| 後期2次試験 | 小論文90分、面接、調査書・願書等。 | 前期より長い課題に対応する読解・構成・持続力を練習します。 |
| 前期1次試験会場 | 東京会場と福岡会場が設定されました。 | 2027年度は福岡会場が掲載されていないため、遠方受験生は東京への移動・宿泊を見込みます。 |
2026年度入試結果
2026年度は、学校推薦型選抜を含む全方式合計で、募集人員125名、志願者3,687名、1次試験受験者3,374名、1次試験合格者675名、2次試験合格者233名、2次試験補欠者285名でした。一般選抜前期は1,535名が受験し165名が2次合格、一般選抜後期は1,018名が受験し27名が2次合格しています。
| 選抜区分 | 募集人員 | 志願者 | 1次受験者 | 1次合格者 | 2次合格者 | 補欠者 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 一般選抜前期 | 62名 | 1,649名 | 1,535名 | 349名 | 165名 | 157名 |
| グローバル特別選抜前期 | 10名 | 198名 | 187名 | 35名 | 15名 | 12名 |
| 一般選抜後期 | 27名 | 1,146名 | 1,018名 | 142名 | 27名 | 64名 |
| 東京都地域枠 | 5名 | 79名 | 71名 | 15名 | 5名 | 2名 |
| 千葉県地域枠 | 7名 | 214名 | 197名 | 43名 | 7名 | 15名 |
| 埼玉県地域枠 | 2名 | 136名 | 122名 | 31名 | 2名 | 13名 |
| 静岡県地域枠 | 4名 | 161名 | 148名 | 33名 | 4名 | 11名 |
| 新潟県地域枠 | 2名 | 98名 | 90名 | 27名 | 2名 | 11名 |
| 学校推薦型選抜(指定校) | 6名 | 6名 | 6名 | ― | 6名 | ― |
| 合計 | 125名 | 3,687名 | 3,374名 | 675名 | 233名 | 285名 |
| 2026年度入学者 | 大学公表値 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 男女別 | 男性69名、女性56名、合計125名 | 男女比は男性55%、女性45%でした。 |
| 2026年卒 | 64名・51% | 現役生が約半数を占めました。 |
| 2025年卒 | 42名・34% | 1浪相当の入学者も多く、現役生だけに限定された構成ではありません。 |
| 2024年卒 | 9名・7% | 2浪相当以上も、卒業年度だけでなく学力・小論文・面接を総合して準備します。 |
| 2023年以前卒 | 10名・8% | 高卒後の学習・活動を面接で説明できるように整理します。 |
地域枠は同一受験生が複数都県へ出願できるため、志願者数・受験者数を一般枠と単純に合計して倍率だけを比較するのは適切ではありません。募集人員、1次通過者数、2次合格者数、補欠者数、卒後条件を分けて確認します。
学費・特待生制度・諸経費
日本医科大学医学部医学科の学費は、初年度450万円、2年次以降は年額350万円、6年間合計2,200万円です。入学手続時には、学費とは別に学生保険、学友会費、父母会費、同窓会費など6年間合計297,800円の諸経費が必要です。
| 費用・制度 | 公表内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 初年度学費 | 入学金150万円、授業料250万円、施設整備費50万円、合計450万円 | 前期合格者は入学金と初年度学費で納入期限が分かれます。後期合格者は3月18日までに一括納入します。 |
| 2年次以降 | 授業料250万円、施設整備費100万円、年額350万円 | 6年間学費は2,200万円です。経済的に困難な学生には、2年次以降の分納・延納制度があります。 |
| 一般選抜特待生 | 前期35名、後期3名の成績上位入学者は、1年次授業料250万円を免除。6年間学費1,950万円。 | 合格者ではなく、対象順位で実際に入学した者が特待生となります。 |
| グローバル特別選抜特待生 | 成績上位10名の入学者は、1・2年次授業料合計500万円を免除。6年間学費1,700万円。 | 募集人員10名全員が成績順位の対象ですが、再履修等により免除が継続されない場合があります。 |
| 諸経費 | 6年間合計297,800円 | 学生教育研究災害傷害保険、付帯賠償責任保険、学友会、父母会、同窓会費です。教材費・生活費等は別に見込みます。 |
| 大学独自奨学金 | 新入生・在学生を対象に、学納金の一部を無利子で貸与する制度。 | 特待生とは別制度で、学業・人物・経済状況等を踏まえて選考されます。 |
メディカ東京(medika tokyo)での日本医科大学対策
メディカ東京(medika tokyo)では、日本医科大学医学部医学科を目指す受験生に対して、1次試験の英語・数学・理科2科目、記述答案、小論文、面接、出願方式を一体で管理します。前期・後期・グローバル特別選抜・地域枠のどれを使うかにより、必要な準備の順番を調整します。
| 現在の課題・希望 | 対策設計の考え方 |
|---|---|
| 1,000点の得点設計ができていない | 英語300点、数学300点、理科400点に対し、科目別目標点、解く順番、上限時間、撤退基準を決めます。 |
| 記述式で部分点を取れない | 数学の途中式、理科の計算・考察、英語の根拠を添削し、正答に至らない問題でも点を残せる答案へ修正します。 |
| 理科2科目の完成度に差がある | 2科目120分を想定し、知識・計算・考察の弱点を分類して、得意科目と苦手科目の完成時期をそろえます。 |
| グローバル特別選抜を検討したい | 英語資格の基準と有効期限、共通テスト国語、大学独自1,000点、小論文・面接を分けて確認し、一般前期との併願効果を判断します。 |
| 地域枠を検討したい | 都県別の出願資格、追加書類、修学資金、卒前支援、卒後勤務条件を整理し、本人と保護者の意思をそろえます。 |
| 小論文・面接を後回しにしている | 願書に自筆で記載する志望理由・将来の希望から始め、医師志望理由、大学理解、協働経験、社会への向き合い方を一貫させます。 |
| 2026年度過去問を使いたい | 2027年度も科目・配点・時間が同じため、得点率だけでなく記述答案、時間配分、4科目の失点構造を分析します。 |
相談前チェックリスト
日本医科大学医学部医学科の受験相談を行う前に、次の情報を整理しておくと、出願方式と学習計画を具体化しやすくなります。
| 準備するもの | 確認する内容 |
|---|---|
| 模試成績 | 英語・数学・理科2科目の偏差値だけでなく、記述答案、時間不足、分野別の失点を確認します。 |
| 過去問答案 | 1,000点満点に対する得点、英語・数学各90分、理科120分での処理、部分点の残し方を見ます。 |
| 出願方式候補 | 一般前期、後期、グローバル特別選抜、地域枠のどれを検討するか、併願可否と受験料を整理します。 |
| 英語資格・共通テスト国語 | グローバル特別選抜を検討する場合、資格種別、スコア、有効期限、証明書、国語の得点見込みを確認します。 |
| 志望理由・活動歴 | 医学を志す理由、日本医科大学を選ぶ理由、将来の希望、他者と協働した経験を自分の言葉で整理します。 |
| 地域枠への意思 | 希望都県、修学資金、保証人、卒後勤務年限、医療機関・診療領域の条件を本人と保護者で共有します。 |
| 費用条件 | 学費2,200万円、諸経費、検定料、入学手続金、交通・宿泊費、予備校費用、特待生・奨学金を分けて整理します。 |
よくある質問
2027年度の募集人員は何名ですか?
医学部全体では125名です。内訳は、一般選抜前期・地域枠75名、グローバル特別選抜前期10名、一般選抜後期・地域枠31名、学校推薦型選抜9名です。一般入学者選抜実施要項の116名だけでなく、指定校推薦9名も含めて確認します。
学校推薦型選抜は、一般の高校から出願できますか?
2027年度の学校推薦型選抜は、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、早稲田実業学校高等部を対象とする指定校推薦です。一般公募ではなく、選抜の詳細は指定校へ通知されます。
2027年度も福岡で1次試験を受けられますか?
2027年度入学者選抜実施要項には福岡会場の記載がありません。前期は武蔵境校舎、ベルサール渋谷ファースト、収容定員超過時の千駄木校舎で実施されます。遠方から受験する場合は、東京への移動・宿泊を見込んでください。
1次試験では理科が最も重要ですか?
理科2科目は400点で最も大きい配点ですが、外国語と数学も各300点あります。理科だけで押し切るのではなく、4科目の総合点と記述式での部分点を管理する必要があります。
前期と後期の学力試験は同じ構成ですか?
科目・配点・試験時間・出題範囲は同じです。異なるのは募集人員、日程、会場、2次試験の小論文時間などです。前期小論文は60分、後期は90分です。
グローバル特別選抜は英検準1級があれば合格しやすいですか?
英検準1級は出願基準の一つですが、それだけで合否は決まりません。共通テスト国語200点、大学独自の英語・数学・理科2科目1,000点、小論文・面接・調査書等を総合して選抜されます。
地域枠は複数の都県へ出願できますか?
前期は5都県、後期は東京都を除く4県の地域枠を併願できます。ただし、どの都県に合格しても進学し、修学資金と卒後勤務条件を履行できることが前提です。
一般選抜前期と地域枠を併願すると受験料は増えますか?
一般枠と地域枠を併願しても受験料は60,000円です。一般選抜前期とグローバル特別選抜を併願する場合は90,000円となり、前期地域枠とは併願できません。
小論文・面接は1次試験後から始めても間に合いますか?
1次試験後だけでは準備期間が限られます。願書には志望理由と将来の希望を自筆で記載し、面接では調査書・願書の活動内容も評価されるため、秋までに材料を整理し、継続して練習する方が安全です。
2026年度の入試結果は2027年度にも参考になりますか?
科目・配点・時間が同じため、過去問の得点設計や記述答案の分析には有効です。ただし2027年度は一般枠の募集人員が減り、前期会場も変わるため、2026年度の志願者数・合格者数をそのまま2027年度の倍率予測には使えません。
特待生になると6年間の学費はいくらですか?
一般選抜特待生は1年次授業料250万円が免除され、6年間学費は1,950万円です。グローバル特別選抜特待生は1・2年次授業料合計500万円が免除され、6年間学費は1,700万円です。
メディカ東京では1科目だけの相談もできますか?
できます。英語、数学、物理、化学、生物、小論文、面接のうち弱点だけを補強する相談も、一般前期・後期・グローバル特別選抜・地域枠まで含めた出願設計の相談も可能です。
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