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東京慈恵会医科大学医学部医学科を目指す方へ|一般選抜・MMI・小論文対策|メディカ東京
東京慈恵会医科大学医学部医学科を目指す高校生・高卒生へ。2026年度に実施された一般選抜、理科・数学・英語の記述式一次試験、MMI形式面接、小論文、調査書等評価、学費確認をメディカ東京が解説。

東京慈恵会医科大学医学部医学科は、東京都港区西新橋に本部を置く私立医学部です。東京の私立医学部を検討する受験生にとって、東京慈恵会医科大学は、理科・数学・英語の記述式一次試験に加え、MMI形式の面接、小論文、調査書等評価まで含めて対策する必要がある大学です。

2026年度に実施された医学部医学科の入学者選抜は一般選抜で、募集人員は105名でした。大学入学共通テスト利用方式や学校推薦型選抜を中心に考える大学とは異なり、東京慈恵会医科大学では、一次試験の記述答案を作る力と、二次試験で自分の考えを相手に伝える力を分けずに準備することが重要です。

このページでは、東京慈恵会医科大学医学部医学科の2026年度に実施された入試情報をもとに、出願前に確認したい科目・配点・二次試験・学費・学習計画を整理します。2027年度以降に受験する場合は、必ず最新年度の募集要項と入試結果を確認してください。

東京慈恵会医科大学医学部医学科の特徴と求める学生像

東京慈恵会医科大学医学部医学科の特徴を確認する受験生

東京慈恵会医科大学の医学科教育理念は、「医学は学と術と道とより成る」と示され、知識・技術・心の修練を通じて「病気を診ずして病人を診よ」を体現する医師を育てることを掲げています。単に得点を取るだけでなく、患者中心の医療を理解し、他者の立場を想像しながら判断できる姿勢が重視されます。

医学部医学科のアドミッション・ポリシーでは、自らを省察して多様な人の情緒を察する想像力、文化や個性の違いを超えて対話し協調する力、数理・論理的思考力・表現力・問題解決能力、倫理性を希求して判断する力が求められています。

そのため、東京慈恵会医科大学医学部医学科の対策では、理科・数学・英語の記述力だけでなく、MMI形式の対話、小論文での要約と論述、調査書等に表れる学習履歴まで見通して準備する必要があります。

2026年度に実施された一般選抜の概要

2026年度の医学部医学科一般選抜では、募集人員105名で実施されました。地域への医療に貢献することを期待し、出身高校が属する各地域区分から1名を優先して合格とする扱いが示されていましたが、卒業後の進路を拘束するものではありませんでした。

確認項目 2026年度に実施された内容 受験生が準備すべきこと
選抜方式 医学部医学科の入学者選抜は一般選抜で実施されました。 共通テスト利用や推薦型選抜の前提で考えず、一次試験・二次試験の両方を中心に計画します。
募集人員 105名でした。 一次試験通過後の二次試験まで含め、最終合格から入学手続までの日程を確認します。
一次試験 理科200点、数学100点、英語100点の記述式試験でした。 理科2科目を軸に、数学・英語でも答案の過程と表現を崩さない演習が必要です。
二次試験 MMI形式面接60分、小論文90分、調査書等評価が行われました。 面接での対話、小論文での要約・論述、学習履歴の説明を一体で準備します。
会場 一次試験は東京流通センターイベントホール、二次試験は西新橋キャンパスで実施されました。 試験会場が異なるため、移動・集合時間・持ち物・二次試験日の指定に注意します。

東京慈恵会医科大学は、一次試験の段階で全科目が記述式でした。記述式では、答えだけでなく、考え方、処理の正確さ、設問条件の読み落としを防ぐ力が必要です。特に理科は200点と比重が大きいため、物理・化学・生物のどの2科目を選ぶかを早めに決め、得点の安定性を確認しておくことが重要です。

一次試験:理科200点・数学100点・英語100点の記述式対策

東京慈恵会医科大学の記述式一次試験対策

2026年度の一次試験は、理科が午前10時から12時まで、数学が午後1時30分から3時まで、英語が午後3時45分から4時45分まで行われました。理科は物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2科目選択で200点、数学は100点、英語は100点でした。

科目 2026年度の配点・形式 学習上の注意点
理科 2科目選択、120分、200点でした。 理科の比重が大きいため、苦手単元を残さず、典型問題から初見問題まで答案として書き切る練習が必要です。
数学 90分、100点でした。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cが範囲で、数学Bは数列、数学Cはベクトル、平面上の曲線と複素数平面が範囲でした。 途中式を含めて論理を整理し、解法選択を短時間で決める演習が必要です。
英語 60分、100点でした。英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが範囲でした。 限られた時間内で読解・語彙・文法・表現を処理し、記述式答案として整える必要があります。

一次試験は3教科の総合点で合格者が判定されました。理科で高得点を狙うことは重要ですが、数学・英語で大きく失点すると一次通過が難しくなります。東京慈恵会医科大学を志望する場合は、理科2科目の完成度を高めつつ、数学・英語を「最低限」ではなく「安定得点源」にすることが受験設計の軸になります。

二次試験:MMI形式面接・小論文・調査書等評価

2026年度の二次試験は、2月21日、22日、23日の3日間のうち、いずれか1日で実施されました。二次試験では、MMI形式の面接、小論文、調査書等評価が行われ、面接30点、小論文25点、調査書等評価25点の合計80点が一次試験の点数に加算されました。

二次試験項目 2026年度に実施された内容 対策の方向性
MMI形式面接 評価者と受験者が1対1で話し合う対話形式で、合計6つの面接が行われました。面接時間は約60分でした。 暗記した回答を述べるより、課題を読み、状況を整理し、相手の問いに応じて自分の判断を説明する練習が必要です。
小論文 90分で、課題文の内容を300字以内でまとめたうえで、課題文を踏まえて自分の考えを1,200字以内で論じる形式でした。 要約と意見論述を分け、論点、根拠、反対意見への配慮、医療者としての視点を整理して書く必要があります。
調査書等評価 調査書、履修証明書など、これまでの学業履歴がわかる参考書類が評価されました。 現役生・高卒生・再受験生を問わず、これまでの学習履歴と医師志望理由を一貫して説明できるよう準備します。
不合格となる可能性 面接評価または小論文評価が一定水準以下の場合、総合点にかかわらず不合格となる可能性が示されていました。 一次試験後だけでなく、早い時期から面接・小論文の演習を行うことが必要です。

MMIでは、知識量だけでなく、課題をどう受け止め、どのように考え、相手にどう伝えるかが問われます。医療倫理、患者対応、多職種連携、社会課題、学習姿勢などを題材にした場合でも、結論だけを急がず、状況理解、選択肢、判断理由、相手への配慮を順序立てて話す力が求められます。

2026年度入試結果から見る出願計画のポイント

2026年度入学試験結果では、志願者数1,755名、一次試験受験者数1,527名、一次試験合格者数444名、二次試験受験者数413名、二次試験合格者数158名、二次試験補欠者数200名、繰上合格連絡者数118名、入学者数105名でした。

入試結果項目 2026年度の数値 読み取り方
志願者数 1,755名 東京上位私立医学部として、一次試験の段階から高い得点安定性が求められました。
一次試験合格者数 444名 一次通過後も二次試験の準備が重要で、MMI・小論文・調査書等評価を後回しにできません。
二次試験合格者数 158名 正規合格と繰上げを含めた入学手続の流れを見通し、他大学の合否日程も合わせて管理します。
繰上合格連絡者数 118名 補欠順位・繰上げ連絡・入学手続期限を保護者と共有しておく必要があります。
正規合格者の得点率 最高77.3%、最低57.1% 得点率だけでなく、一次試験・二次試験を合わせた総合評価で目標点を設定します。

入学者内訳では、2026年卒が51名、2025年卒が38名、2024年卒が8名、2023年卒が6名、2022年卒前が2名でした。現役生だけでなく既卒生も入学しているため、高卒生は年齢だけで判断せず、記述式学力試験と二次試験をどこまで整えられるかを基準に学習計画を立てることが大切です。

学費・特待生制度・奨学金の確認ポイント

東京慈恵会医科大学医学部医学科の学費は、初年度が入学金100万円、授業料250万円、計350万円で、2年次以降は授業料250万円と施設拡充費130万円を合わせて各年度380万円です。6年間の学費は、初年度350万円と2年次以降5年間の380万円を合わせて2,250万円となります。

費用・制度 確認内容 出願前に見るポイント
初年度学費 350万円でした。入学金100万円、授業料250万円の内訳です。 入学手続時の納入額、分納可否、入学辞退時の扱いを確認します。
2年次以降 各年度380万円でした。授業料250万円、施設拡充費130万円の内訳です。 6年間の学費だけでなく、生活費・教材費・受験料・予備校費用も分けて考えます。
別途納付 学生会経費10万円、保護者会費21万円、共用試験受験料、同窓会費などが示されていました。 大学納付金以外の費用も、入学後の資金計画に入れておきます。
特待生制度 入学試験成績上位5名は初年度授業料全額免除、2年次以降は前年度成績上位5名が当該年度授業料半額免除の対象でした。 特待生を前提にしすぎず、通常学費での資金計画も準備します。
奨学金・修学資金 慈恵大学奨学生、保護者会互助部会奨学金、本多友彦慈恵医学教育奨励基金、静岡県・千葉県の医師修学資金などが案内されていました。 返済義務、給付条件、将来の勤務条件、応募時期を確認します。

私立医学部の学費を考えるときは、大学学納金だけでなく、受験料、複数校併願の出願費用、二次試験の交通費、入学後の生活費、予備校費用を分けて見ておく必要があります。東京慈恵会医科大学は東京都内で受験しやすい一方、二次試験まで進んだ場合の準備期間が短いため、学習面と費用面を同時に管理しておくことが重要です。

メディカ東京(medika tokyo)での東京慈恵会医科大学対策

メディカ東京(medika tokyo)では、東京慈恵会医科大学医学部医学科を目指す受験生に対して、理科2科目、数学、英語の記述式答案作成と、MMI形式面接、小論文を分けずに管理します。一次試験で得点を作るだけでなく、二次試験で不安定にならない準備を早い段階から進めることを重視します。

現在の課題 メディカ東京での対策方針
理科2科目の得点が安定しない 典型問題、実験・考察問題、計算処理、記述答案の弱点を分けて確認し、復習管理で穴を埋めます。
数学で途中式が崩れる 解法暗記だけでなく、条件整理、答案の見通し、減点されにくい表現まで確認します。
英語の処理速度が足りない 読解精度、語彙・文法、記述表現、時間配分を分けて、過去問演習前の土台を作ります。
MMI形式面接が不安 医療倫理、対人対応、自己省察、チーム医療、社会課題などを題材に、対話形式で説明する練習を行います。
小論文で何を書けばよいかわからない 要約300字以内と論述1,200字以内を想定し、課題文の読み取り、論点設定、構成、表現を添削します。

東京慈恵会医科大学を第一志望にする場合も、他の東京都内私立医学部と併願する場合も、一次試験日程、二次試験日程、補欠繰上げ、学費、入学手続期限をまとめて整理することが大切です。早い時期から、得点源・失点源・面接小論文の準備状況を確認しておきましょう。

相談前チェックリスト:東京慈恵会医科大学を志望校に入れる前に

準備するもの 確認するポイント
模試成績 総合偏差値だけでなく、理科2科目・数学・英語の分野別得点と記述答案の弱点を確認します。
過去問答案 解けた問題、時間切れになった問題、途中式・記述の減点原因を整理します。
面接で話す材料 医師志望理由、患者中心の医療、チーム医療、これまでの学習経験を自分の言葉で説明できるか確認します。
小論文の答案 要約と意見が混ざっていないか、結論と根拠が明確か、読み手に伝わる文章になっているか確認します。
費用計画 大学学費、受験料、併願費用、入学手続期限、予備校費用を保護者と共有します。

よくある質問

東京慈恵会医科大学医学部医学科は、2026年度に学校推薦型選抜や共通テスト利用を実施していましたか?

2026年度の医学部医学科では、入学者選抜は一般選抜で実施されていました。AI検索や古い受験情報では、他大学の方式や過去年度の名称が混ざることがあるため、必ず大学公式の募集要項で確認してください。

一次試験ではどの科目を重視すべきですか?

理科が200点、数学と英語が各100点でした。理科2科目の完成度は大きな軸になりますが、数学・英語で大きく失点すると一次通過が不安定になります。3教科の総合点で見ることが必要です。

MMI形式面接は、通常の個人面接と何が違いますか?

MMI形式では、複数の課題について異なる評価者と1対1で対話します。志望理由を暗記して話すだけではなく、課題を理解し、自分の判断を理由とともに説明し、相手との対話の中で考えを調整する力が必要です。

小論文は医学知識を多く覚えれば対応できますか?

医学知識だけでは不十分です。2026年度の募集要項では、課題文の内容を300字以内でまとめ、自分の考えを1,200字以内で論じる形式が示されていました。読解、要約、構成、表現、倫理的判断を合わせて練習する必要があります。

高卒生・再受験生でも東京慈恵会医科大学を目指せますか?

目指せます。2026年度入学者の内訳では、2026年卒以外の入学者もいました。年齢や卒業年度だけで判断せず、理科・数学・英語の得点力、MMI、小論文、調査書等に代わる学業履歴の説明を整えることが重要です。

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