兵庫医科大学医学部医学科を目指す方へ|一般選抜A・B・総合型/推薦型選抜対策|メディカ東京

兵庫医科大学医学部医学科を目指す方へ|メディカ東京

東京で医学部予備校をお探しの方向けのコラム

兵庫医科大学医学部医学科を目指す方へ|2027年度入試・一般選抜A・B・総合型/推薦型選抜対策
兵庫医科大学医学部医学科を目指す高校生・高卒生へ。2027年度の募集人員、入試日程、一般選抜A・B、総合型選抜、学校推薦型選抜、兵庫県推薦入学制度、学費・奨学制度を解説し、2026年度入試情報・入試結果も掲載します。

兵庫医科大学医学部医学科は、兵庫県西宮市の西宮キャンパスで学ぶ私立医学部です。医学部・薬学部・看護学部・リハビリテーション学部を持つ医系総合大学として、多職種連携教育や附属病院での臨床教育につながる環境を整えています。

2027年度医学部医学科入試では、入学定員108名のもと、一般選抜A(4科目型)・一般選抜B(英語資格試験活用型)、総合型選抜、エキスパート養成入試、学校推薦型選抜(一般公募制・地域指定制)が実施されます。方式によって、英語・数学・理科、小論文、個人面接、課題型面接、プレゼンテーション試験、出願書類など、評価される内容が大きく異なります。

本ページでは、すでに公表されている2027年度入試情報を中心に、募集人員、試験日程、科目・配点、出願資格、学費・奨学制度を整理します。あわせて、受験校選定や出願計画の参考となるよう、2026年度入試情報・入試結果も掲載しています。

兵庫医科大学医学部医学科の特徴

兵庫医科大学医学部医学科の多職種連携教育と臨床教育

兵庫医科大学の建学の精神は「社会の福祉への奉仕」「人間への深い愛」「人間への幅の広い科学的理解」です。アドミッション・ポリシーでも、医学・医療を通じて社会に貢献しようとする意欲、人に対する思いやり、相手の考えや気持ちを聴き、自分の考えを伝える協調的な姿勢、医学・医療を学ぶための基礎学力と学び続ける意欲が重視されています。

また、4学部を有する医系総合大学として、学部・職種の垣根を越えたIPE(多職種連携教育)を展開しています。医師を目指す受験生には、医学知識だけでなく、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士などと協働する姿勢も求められます。

兵庫医科大学病院では、2026年9月に新病院棟の開院が予定されています。新病院棟は「Human Centered Hospital―『ひと』が主役の未来型スマート病院へ―」を掲げ、急性医療総合センターとの一体運用や先進的な診療環境を整備する計画です。大学での学びと臨床教育環境を志望理由に結びつける場合は、施設の新しさだけでなく、そこでどのような医療・多職種連携を学びたいのかまで整理しましょう。

確認項目 受験生が見ておきたいポイント
建学の精神 社会への奉仕、他者への思いやり、科学的理解を、志望理由・面接・小論文の軸として整理します。
多職種連携教育 医師単独ではなく、医療チームの中で自分がどのように学び、協働するかを説明できるようにします。
臨床教育環境 西宮キャンパス、附属病院、新病院棟、地域医療、急性期医療などを、自分の将来像と結びつけます。
人物評価 一般選抜でも小論文・面接・調査書が関係します。一次試験後ではなく、出願校を決める段階から準備します。

2027年度入試で押さえておきたい主な変更点

2027年度は入学定員108名で、2026年度と比べて方式別の募集人員の配分が変わります。特に、学校推薦型選抜(一般公募制)の募集が約23名へ増える一方、一般選抜Aの一般枠は約54名、兵庫県推薦入学制度枠は3名となっています。

確認項目 2027年度 2026年度との比較
入学定員 108名 2026年度入試では、公式結果上の入学者数は112名でした。
学校推薦型選抜
一般公募制
約23名
※特別選抜3名以内を含む
2026年度の約15名から募集人員が増えています。
一般選抜A
一般枠
約54名 2026年度の約64名から募集人員が減っています。
兵庫県推薦入学制度枠 3名 2026年度の5名から募集人員が減っています。
一般選抜A・B
第1次試験日
2027年2月4日(木) A・Bとも同日に共通問題を利用する科目があります。
東京試験会場 TKP新橋カンファレンスセンター 2026年度の東京会場とは異なるため、出願時に会場名・所在地を確認します。
入学金返還制度 対象入試・家計要件など所定の条件を満たし、入学を辞退した場合に、納入済み入学金の半額を返還 国際バカロレア選抜および一般選抜Aを対象とする新たな制度です。

募集人員の増減だけで有利・不利を判断するのではなく、出願資格、試験科目、専願・併願の扱い、二次試験まで含めて、自分に適した方式を選ぶことが重要です。

2027年度の入試方式と募集人員

2027年度の入学定員108名は、次の方式に配分されています。総合型選抜・学校推薦型選抜では専願条件や推薦者、評定、活動報告書などが関係するため、一般選抜と同じ感覚で出願することはできません。

入試区分 募集人員 主な確認ポイント
総合型選抜
一般枠
約5名 医療従事者の推薦、専願、英語・理科2科目・小論文、数理的課題のプレゼンテーション、面接、出願書類。
総合型選抜
卒業生子女枠
3名以内 緑樹会の推薦、父母・祖父母の卒業要件、専願、入学後・卒業後の所定の条件。
総合型選抜
国際バカロレア枠
約2名 IBディプロマ、日本語科目の成績基準、他の総合型・推薦型選抜との併願不可。
エキスパート養成入試 3名以内 指定診療科への強い志望、医療従事者の推薦、専願、プレゼンテーション・面接、奨学金と卒後条件。
学校推薦型選抜
一般公募制
約23名
※特別選抜3名以内を含む
現役生または前年度卒業生、全体評定4.0以上、学校長推薦、専願、数学・英語・理科2科目・小論文・面接。
学校推薦型選抜
地域指定制
5名以内 兵庫県との関係を示す出願資格がありますが、卒業後の就労義務や奨学金はありません。
一般選抜A
4科目型
一般枠:約54名
兵庫県推薦入学制度枠:3名
英語・数学・理科2科目、小論文、個人面接・調査書。第1次試験は大阪・東京・福岡で実施。
一般選抜B
英語資格試験活用型
約10名 所定の英語資格、数学・理科1科目・小論文、二次の英語・課題型面接・個人面接。

2027年度入試日程

総合型選抜・エキスパート養成入試・学校推薦型選抜の第1次試験または選考日は、いずれも2026年11月15日(日)です。複数方式の併願可否や専願条件を確認したうえで、出願書類の準備時期を逆算してください。

入試区分 出願期間 試験日 合格発表・手続
総合型選抜
一般枠・卒業生子女枠・IB枠
エキスパート養成入試
2026年10月1日(木)10月15日(木)
消印有効
第1次:11月15日(日)
第2次:12月6日(日)
第1次発表:12月1日(火)
最終発表:12月11日(金)
手続期限:12月18日(金)
学校推薦型選抜
一般公募制・地域指定制
2026年11月1日(日)11月6日(金)
消印有効
11月15日(日) 合格発表:12月1日(火)
手続期限:12月8日(火)
一般選抜A
4科目型
2026年12月14日(月)2027年1月20日(水)
消印有効
第1次:2月4日(木)
第2次:2月17日(水)または2月18日(木)
第1次発表:2月15日(月)17時
最終発表:2月24日(水)10時
手続期限:3月3日(水)
一般選抜B
英語資格試験活用型
2026年12月14日(月)2027年1月20日(水)
消印有効
第1次:2月4日(木)
第2次:2月27日(土)
第1次発表:2月24日(水)10時
最終発表:3月5日(金)
手続期限:3月12日(金)

一般選抜Aの第2次試験日は、出願時に2月17日または18日を選択します。私立医学部の二次試験は他大学と重なりやすいため、一次試験日だけでなく、合格発表日・二次試験日・入学手続期限まで日程表に入れてください。

一般選抜A(4科目型):英語・数学・理科2科目と二次試験を一体で準備する

兵庫医科大学医学部医学科の一般選抜A対策

2027年度一般選抜Aでは、一般枠約54名と兵庫県推薦入学制度枠3名を募集します。第1次試験は、英語150点、数学150点、理科2科目200点の学力試験に加え、小論文50点が実施されます。小論文は第2次試験の判定に用いられます。

第2次試験では個人面接と調査書が評価されます。各科目のいずれかの得点が著しく低い場合は不合格となることがあるため、得意科目だけで押し切るのではなく、英語・数学・理科2科目で大きな弱点を作らないことが重要です。

科目・試験 配点・時間 2027年度の範囲・対策
外国語 150点・90分 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ。長文読解、文法・語法、語彙、記述式問題を時間内に処理する力を鍛えます。
数学 150点・90分 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A、数学B「数列」、数学C「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」。標準問題を確実に得点し、記述の過程を整えます。
理科 2科目合計200点・120分 物理・化学・生物から2科目を選択。2科目を同じ時間枠で解くため、科目間の時間配分と解く順序を決めておきます。
小論文 50点・60分 第1次試験日に実施し、第2次試験の判定に使用。文章理解、論理構成、表現力、医療者としての視点を準備します。
個人面接・調査書 個人面接80点。調査書も判定に使用 志望理由、医師としての素養、対人姿勢、学習履歴を一貫して説明できるようにします。

第1次試験会場:大阪会場はATCホール、東京会場はTKP新橋カンファレンスセンター、福岡会場は南近代ビルです。大学会場では第1次試験を実施しません。希望会場が定員に達した場合の扱いも、出願時に確認してください。

入学検定料:60,000円。一般選抜AとBの両方に出願する場合は、それぞれに検定料が必要です。

一般選抜B(英語資格試験活用型):出願資格と二次の英語・面接を分けて考える

2027年度一般選抜Bの募集人員は約10名です。出願には、大学が指定する英語資格・検定試験の基準を満たす必要があります。資格は出願直前に用意できるものではないため、B方式を検討する場合は、取得時期と有効期間を早い段階で確認してください。

英語資格・検定試験 出願基準 注意点
実用英語技能検定 2級合格以上 S-CBT、S-Interviewを含みます。大学が指定する実施時期以降の結果が対象です。
GTEC CBTタイプ 930点以上 4技能のスコアと有効期間を確認します。
IELTS Academic Module 4.0以上 Academic Moduleが対象です。
TEAP 4技能225点以上 4技能の合計点で確認します。
選考 内容 対策の視点
第1次・数学 100点・90分。一般選抜Aの数学問題を用い、150点満点を100点満点に換算。 A方式と共通の出題範囲を準備し、標準問題で取りこぼさない答案力を作ります。
第1次・理科 物理・化学・生物から1科目、100点・60分。 1科目の完成度が合否に直結します。A・B併願で理科2科目を受験した場合は、高得点科目がB方式の判定に用いられます。
第1次・小論文 50点・60分。第2次試験の判定に使用。 読解、要約、論理構成を、学科試験と並行して準備します。
第2次・英語 150点・90分。 資格試験のスコアだけでなく、大学独自の英語試験で得点する力が必要です。
第2次・面接等 課題型面接、個人面接、英語資格・検定試験、調査書を合わせて80点。 課題の読解・整理・説明と、医師志望理由や学習履歴の一貫性を整えます。

一般選抜Bだけに出願する場合、第1次試験会場は大阪です。一般選抜AとBの両方に出願する場合は、大阪・東京・福岡から選択できます。東京会場でB方式を受験したい場合は、A・B併願が前提となります。

総合型選抜:一般枠・卒業生子女枠・国際バカロレア枠

総合型選抜は、書類や面接だけで合否が決まる方式ではありません。英語・理科2科目・小論文による第1次試験と、数理的課題のプレゼンテーション、個人面接、調査書・活動報告書・自己推薦書などによる第2次試験が行われます。

募集人員 主な出願条件
一般枠 約5名 2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込みの者を基本とし、2親等以内の親族を除く医療従事者の推薦、合格時の入学確約などが必要です。
卒業生子女枠 3名以内 父母または祖父母が本学医学部等の卒業生であること、緑樹会の推薦、専願などが関係します。卒業後の所定の勤務条件も確認します。
国際バカロレア枠 約2名 所定期間にIBディプロマ取得または取得見込みで、日本語Aまたは日本語B HLについて大学の成績基準を満たす必要があります。他の総合型・推薦型選抜とは併願できません。
選考 一般枠・卒業生子女枠の内容 対策の視点
第1次・英語 100点・60分 基礎学力だけでなく、短時間で正確に読み解く力を整えます。
第1次・理科 物理・化学・生物から2科目、合計150点・80分 推薦・総合型であっても、理科2科目の学力が必要です。
第1次・小論文 50点・60分 医療・社会・倫理を含む課題に対し、根拠を示して論じます。
第2次・プレゼンテーション 数理的課題、50点 解答だけでなく、考え方を順序立てて説明し、質疑に対応する練習が必要です。
第2次・面接・書類 個人面接50点、調査書・活動報告書・自己推薦書30点 活動内容、志望理由、医師としての適性を、書類と口頭説明で一致させます。

エキスパート養成入試:指定診療科への意思と卒後条件を確認する

エキスパート養成入試は3名以内を募集し、外科系の指定診療科または救急科の専門医を目指す強い意思を持つ受験生を対象とします。対象には、消化器外科、小児外科、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、救急科などが示されています。

出願には医療従事者の推薦が必要で、合格時の入学確約に加え、入学後の志望診療科の変更や制度からの辞退が認められないなど、一般的な総合型選抜より強い条件があります。本人の希望だけでなく、保護者も卒後の進路条件まで理解して出願を判断する必要があります。

選考・制度 内容 確認ポイント
第1次試験 数学100点、英語100点、理科2科目150点、小論文50点 推薦型であっても、数学・英語・理科2科目を早期に仕上げます。
第2次試験 志望診療科に関するプレゼンテーション、個人面接、志望理由書等を合わせて100点、調査書・活動報告書30点 診療科を志望する根拠、将来像、制度への理解を具体的に説明します。
奨学金 年額285万円、6年間で総額1,710万円 学納金の一部に充当されます。返還免除には、募集要項で定められた診療科・勤務等の条件を満たす必要があります。

学校推薦型選抜:一般公募制・地域指定制

2027年度学校推薦型選抜では、一般公募制が約23名、地域指定制が5名以内です。いずれも2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込みの者を基本とし、全体の学習成績の状況4.0以上、学校長の推薦、合格時の入学確約が求められます。

方式 出願資格の要点 卒後条件・併願
一般公募制 現役生または前年度卒業生、全体評定4.0以上、学校長推薦、専願。 一般的な卒後勤務義務はありません。総合型選抜との関係は募集要項で確認します。
地域指定制 上記に加え、保護者等が出願時点で兵庫県内に1年以上居住している者、または兵庫県内の高校等を卒業・卒業見込みの者。 卒業後の就労義務や奨学金はありません。地域指定制の受験者は、追加の検定料なしで一般公募制の選考対象にもなり得ます。
試験 配点・時間 対策の視点
数学 100点・60分 数学Ⅰ・Ⅱ・A・B「数列」・C「ベクトル」。標準問題を短時間で正確に処理します。
英語 100点・60分 語彙・文法・読解を、一般選抜対策と切り離さずに進めます。
理科 2科目合計150点・80分 物理・化学・生物から2科目。推薦型でも2科目の基礎学力が必要です。
小論文 50点・60分 医療・社会・倫理的課題について、結論と根拠を明確に書きます。
個人面接・書類 個人面接30点、調査書・活動報告書 評定だけでなく、活動内容、志望理由、大学理解を一貫させます。

学校推薦型選抜は「面接中心の入試」ではありません。数学・英語・理科2科目で合否に必要な学力を確保しながら、小論文・面接・出願書類を並行して準備する必要があります。

兵庫県推薦入学制度枠と学校推薦型選抜(地域指定制)の違い

名称に「兵庫県」「地域」が含まれますが、一般選抜Aの兵庫県推薦入学制度枠と、学校推薦型選抜の地域指定制は別の制度です。修学資金・卒後勤務義務・出願資格を混同しないようにしてください。

区分 一般選抜A・兵庫県推薦入学制度枠 学校推薦型選抜・地域指定制
2027年度募集人員 3名 5名以内
関係する入試 一般選抜A(4科目型)に加え、兵庫県側の選考・手続が関係します。 学校推薦型選抜。一般公募制と共通の学力試験・小論文・面接を受けます。
居住地等の条件 日本国内に居住する者を対象とし、兵庫県出身者に限定されません。 保護者等の兵庫県内居住または兵庫県内高校等の卒業・卒業見込みが必要です。
修学資金・学納金 入学金・授業料等の貸与制度が関係します。契約内容と返還免除条件を確認します。 地域指定制を理由とする奨学金・学費貸与制度はありません。
卒業後 医師免許取得後、兵庫県職員として、キャリア形成プログラムに従い指定医療機関等で原則9年間勤務する条件が関係します。 卒業後の就労義務はありません。

兵庫県推薦入学制度枠の出願期間や提出書類は、大学の一般選抜Aだけでなく、兵庫県の案内も確認する必要があります。学費支援の大きさだけで判断せず、卒後の勤務地、勤務期間、キャリア形成プログラムへの同意まで本人と保護者で共有してください。

2027年度の出願書類と作成上の注意

総合型選抜、エキスパート養成入試、学校推薦型選抜では、推薦書・活動報告書・自己推薦書・志望理由書など、方式ごとに異なる書類が必要です。大学公式サイトから該当する様式を確認し、別方式の書類を流用しないようにしてください。

方式 主な書類 準備の要点
総合型選抜・一般枠 推薦書、活動報告書、自己推薦書、調査書等 推薦者が把握している活動と、本人が説明する志望理由・経験を一致させます。
卒業生子女枠 緑樹会推薦関係書類、活動報告書、自己推薦書、調査書等 緑樹会への推薦申請期間は大学への出願期間より早いため、別日程として管理します。
国際バカロレア枠 IB資格・成績証明関係、自己推薦書、調査書等 日本語科目の成績基準と、証明書の発行・直送方法を確認します。
エキスパート養成入試 推薦書、志望理由書、誓約書、活動報告書、調査書等 指定診療科への志望と、制度上の義務を理解したうえで、具体的な将来像を示します。
学校推薦型選抜 学校長推薦書、活動報告書、調査書、地域指定制の該当書類等 評定・卒業年度・兵庫県との関係を証明できるか、学校と早めに確認します。

生成AIの使用について:2027年度学生募集要項では、大学が提出を求める各種書類への生成AIの使用を認めていません。使用が判明した場合は不正行為とみなされ、合格が取り消されます。出願書類は、受験生本人の経験・考えを本人の言葉で作成してください。

2026年度入試情報(比較資料)

2026年度入試も、出願方式の選び方や過去問演習、2027年度との比較に重要です。以下は、2026年度に実施された方式・募集人員・主な条件です。

2026年度入試区分 募集人員 実施された主な内容
一般選抜A
4科目型
一般枠:約64名
兵庫県推薦入学制度枠:5名
英語150点、数学150点、理科2科目200点、小論文50点、二次の個人面接・調査書。第1次は大阪・東京・福岡で実施。
一般選抜B
英語資格試験活用型
約10名 英検2級以上、GTEC CBT 930点以上、IELTS 4.0以上、TEAP4技能225点以上のいずれか。数学・理科1科目・小論文、二次の英語・課題型面接・個人面接。
総合型選抜 一般枠:約5名
卒業生子女枠:3名以内
IB枠:約2名
英語・理科2科目・小論文、プレゼンテーション、個人面接、調査書・活動報告書・自己推薦書等。
エキスパート養成入試 3名以内 数学・英語・理科2科目・小論文、志望診療科に関するプレゼンテーション・面接、奨学制度・卒後条件。
学校推薦型選抜
一般公募制
約15名
※特別選抜3名以内を含む
現役生または前年度卒業生、全体評定4.0以上、学校長推薦、専願。数学・英語・理科2科目・小論文・面接。
学校推薦型選抜
地域指定制
5名以内 兵庫県との関係を示す出願条件。卒業後の就労義務はありません。

2026年度の一般選抜AとBの科目・配点、総合型・推薦型の学力試験や人物評価は、2027年度対策にも利用できます。ただし、募集人員、日程、会場、出願書類、兵庫県推薦入学制度の条件は2027年度要項を優先してください。

2026年度入試結果

2026年度の医学部医学科入試では、全方式を合わせた入学者数は112名でした。一般選抜Aは受験者2,196名、合格者計192名、入学者62名、実質倍率11.4倍、一般選抜Bは受験者507名、合格者計16名、入学者10名、実質倍率31.7倍でした。

入試区分 志願者 受験者 第1次合格 合格者計 入学者 実質倍率
一般選抜A 2,290名 2,196名 381名 192名 62名 11.4倍
一般選抜B 516名 507名 90名 16名 10名 31.7倍
学校推薦型・一般公募制 106名 106名 20名 20名 5.3倍
学校推薦型・地域指定制 41名 40名 5名 5名 8.0倍
総合型・一般枠 113名 112名 25名 9名 9名 12.4倍
総合型・卒業生子女枠 30名 30名 5名 3名 3名 10.0倍
総合型・国際バカロレア枠 4名 2名 0名 0名 0名
エキスパート養成入試 53名 52名 6名 3名 3名 17.3倍
入試区分 正規合格者数 正規合格者最低点
一般選抜A 155名 417.5点
一般選抜B 10名 322.0点
学校推薦型・一般公募制 20名 317.0点
学校推薦型・地域指定制 5名 325.5点
総合型・一般枠 9名 301.6点
総合型・卒業生子女枠 3名 290.9点
エキスパート養成入試 3名 376.5点

最低点は各方式の総合判定における大学公表値です。一般選抜では第1次試験の学科得点だけでなく、小論文・面接等も最終判定に関係するため、最低点を一次試験の目標点としてそのまま用いることはできません。

学費・奨学制度・入学金返還制度

兵庫医科大学医学部医学科の学納金は、第1学年次850万円、第2学年次以降は年額570万円で、6年間の学納金は3,700万円です。これとは別に、委託徴収金として第1学年次52万5,000円、次年度以降は年額1万5,000円が必要とされています。

費用・制度 公表内容 確認ポイント
第1学年次学納金 入学金200万円、授業料220万円、実験実習費100万円、施設設備費130万円、教育充実費200万円
合計850万円
入学手続時と後期の納入時期、併願校の手続金との重なりを確認します。
第2学年次以降 授業料220万円、実験実習費100万円、施設設備費130万円、教育充実費120万円
年額570万円
6年間の学納金合計は3,700万円です。
委託徴収金 第1学年次52万5,000円、次年度以降は年額1万5,000円 学納金とは別に必要となる費用として資金計画に入れます。
一般選抜A成績上位者 一般選抜Aの成績上位5名について、入学時の実験実習費50万円、施設設備費65万円、教育充実費100万円、合計215万円を免除 兵庫県推薦入学制度枠の入学者は対象外です。免除を前提にせず、通常学費で資金計画を立てます。
エキスパート養成入試 年額285万円、6年間総額1,710万円の奨学金 返還免除には、指定診療科・勤務等の条件を満たす必要があります。
兵庫県推薦入学制度枠 入学金・授業料等の貸与制度が関係 契約、返還免除、卒後9年間の勤務、キャリア形成プログラムを確認します。
入学金半額返還制度 国際バカロレア選抜または一般選抜Aの合格者で、所定の家計・奨学金要件を満たし、期限までに申請して入学を辞退した場合、納入済み入学金の半額を返還 対象者、提出書類、申請期限を募集要項で確認します。

東京から兵庫医科大学を受験する場合の準備

2027年度一般選抜Aの第1次試験は、東京のTKP新橋カンファレンスセンターで受験できます。一般選抜BもAと併願する場合は東京会場を選択できますが、B方式だけに出願する場合は大阪会場での受験となります。

一般選抜A・Bの第2次試験は、いずれも兵庫医科大学西宮キャンパスで実施されます。東京で第1次試験を受験する場合も、一次合格後は関西への移動が必要です。私立医学部の二次試験は日程が重なりやすいため、移動日、宿泊、合格発表時刻、他大学の手続期限まで含めて計画してください。

準備項目 2027年度の確認内容
一般選抜A・第1次試験 東京会場はTKP新橋カンファレンスセンター。希望会場の定員と受験票記載の会場を確認します。
一般選抜B・第1次試験 Bのみ出願する場合は大阪会場。A・B併願なら東京会場を選択できます。
第2次試験 西宮キャンパスで実施。一般選抜Aは2月17日または18日、Bは2月27日です。
移動・宿泊 一次合格発表後に予約する場合の空室・料金も想定し、変更可能な交通・宿泊手段を検討します。
併願日程 他大学の一次・二次試験、入学手続期限、補欠・繰上げまで含めた一覧表を作ります。

メディカ東京(medika tokyo)での兵庫医科大学医学部医学科対策

兵庫医科大学医学部医学科では、一般選抜Aの4科目型、一般選抜Bの英語資格試験活用型、総合型選抜、エキスパート養成入試、学校推薦型選抜で、必要な準備が大きく異なります。メディカ東京(medika tokyo)では、受験生の学力、英語資格、評定、活動歴、志望理由、小論文・面接の経験を確認し、出願方式ごとに対策の優先順位を整理します。

現在の課題・希望 対策設計の考え方
一般選抜Aを主軸にしたい 英語・数学・理科2科目の得点安定を優先し、小論文と個人面接を年間計画に組み込みます。
一般選抜Bも受験したい 英語資格の取得状況、数学・理科1科目の完成度、二次の英語、課題型面接への適性を確認します。
総合型・推薦型を検討したい 出願資格、評定、推薦者、活動報告書、自己推薦書、プレゼンテーション、小論文・面接を早期に準備します。
エキスパート養成入試を考えたい 指定診療科への志望の強さ、制度上の義務、学力、プレゼンテーション、志望理由書を総合的に確認します。
兵庫県推薦入学制度枠を検討したい 大学の一般選抜Aと県側手続、学費貸与、卒後9年間の勤務条件を分けて確認し、本人と保護者の意思を共有します。

相談前チェックリスト

兵庫医科大学医学部医学科の受験相談を行う前に、次の情報を整理しておくと、出願方式と学習計画を具体化しやすくなります。

準備するもの 確認する内容
模試成績 英語・数学・理科2科目の偏差値だけでなく、分野別の失点、時間切れ、記述答案の弱点を確認します。
過去問答案 一般選抜Aで4科目を同日に処理できるか、B方式で数学・理科1科目を安定させられるかを見ます。
英語資格 B方式を検討する場合、英検、GTEC、IELTS、TEAPの基準・有効期間を満たすか確認します。
学校成績・卒業年度 学校推薦型選抜の全体評定4.0以上、現役・既卒条件を確認します。
推薦者・活動歴 総合型・推薦型で必要となる推薦者、活動報告、証明資料を確認します。
志望理由 兵庫医科大学で学びたい理由、多職種連携、臨床教育、将来の医師像を自分の経験と結びつけます。
費用・制度条件 学納金、委託徴収金、受験料、移動・宿泊費、奨学金、兵庫県推薦入学制度の卒後条件を分けて整理します。

よくある質問

2027年度入試では、募集人員にどのような変更がありますか?

学校推薦型選抜(一般公募制)は2026年度の約15名から2027年度は約23名へ増えました。一方、一般選抜Aの一般枠は約64名から約54名、兵庫県推薦入学制度枠は5名から3名になっています。方式ごとの募集人員だけでなく、出願資格と試験内容を合わせて比較してください。

一般選抜Aと一般選抜Bは併願できますか?

併願できます。A・Bを併願する場合、数学・理科・小論文は一般選抜Aの第1次試験と共通の問題を利用します。理科2科目のうち高得点の科目がB方式の判定に用いられます。ただし、入学検定料は方式ごとに必要です。

一般選抜Bだけを東京で受験できますか?

一般選抜Bだけに出願する場合、第1次試験は大阪会場です。東京会場でB方式を受験するには、一般選抜AとBの両方に出願する必要があります。

学校推薦型選抜は、面接と小論文を中心に準備すればよいですか?

十分ではありません。数学100点、英語100点、理科2科目150点が課されるため、一般選抜対策と同様に学力を仕上げる必要があります。小論文・個人面接・活動報告書も並行して準備します。

兵庫県推薦入学制度枠と地域指定制は同じ制度ですか?

同じではありません。兵庫県推薦入学制度枠は一般選抜Aに関係し、学納金の貸与や卒後9年間の県指定勤務等が関係します。学校推薦型選抜の地域指定制は、兵庫県との関わりを出願資格に含みますが、卒業後の就労義務や専用の奨学金はありません。

出願書類の作成に生成AIを使えますか?

2027年度学生募集要項では、大学が提出を求める各種書類への生成AIの使用を認めていません。使用が判明した場合は不正行為とみなされ、合格が取り消されるため、本人の経験・考えを本人の言葉で作成してください。

2026年度の入試結果は、2027年度の目標点にそのまま使えますか?

参考にはなりますが、そのまま使うことはできません。募集人員の配分が変わり、一般選抜では小論文・面接等も最終判定に関係します。過去の最低点だけではなく、科目ごとの得点安定性と人物評価の準備を含めて目標を設定してください。

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