インフォメーション
集中メディカコラム 医学部受験「小論文」何が見極められているのか?
医学部受験「小論文」何が見極められているのか?
亀井 孝祥 医学部受験予備校メディカ代表
何十倍もの競争率になる医学部受験。実は、小論文で合否が決まることも珍しくありません。こと理系を志す人は、小論文をはじめとした文系科目が得意でないことが多いですよね。しかし、攻略のための「思考法」を理解し、練習しておけば、作文が苦手な人も十分対策は可能です。本記事ではそのテクニックについて紹介していきます。
「何を答えて欲しいのか」をまず理解する
小論文試験の位置づけは、大学ごとに様々です。
試験科目の1つとして出題してくる大学もあれば、人物評価のため、面接の補足材料のような意味合いで出題する大学もあります。前者は国公立に多く、なかには前期試験でも450点中150点(群馬大学)のように、高い配点を設定している大学も。後者のパターンは私立大学でよく見られます。5段階で評価をしたり、1次試験で志望動機を書かせ、2次試験での判定に利用したりすることがあります。
出題形式は、資料や課題文に目を通し、それを踏まえて意見を書くものや、「〜について意見を書け」のように、ごくシンプルな質問のみ出されるタイプが一般的です。簡単な質問形式は通常「一行題」と呼ばれ、分量は1〜2時間程度で600〜800字、多い場合は1200字程度まで書くことが求められます。
いずれにせよ、忘れてはならないのは「これは試験なんだ」という意識です。「自分の意見を書きなさい」とあると、何を書いてもよいように受け取る人もいるのですが、そうではありません。出題者の意図を汲み、「何を答えて欲しいのか」を理解し、それに応答した作文にする必要があるのです。
問題は「エネルギー政策について述べなさい」「愛国心についてあなたの意見を書きなさい」「生命の尊厳についてどう思うか」など、社会、思想、医療などさまざまテーマから出題されます。このような問いかけに対し、文章を通してきちんと返事をする、という姿勢が重要です。
作文が苦手な受験生は、多くの場合この意識が足りていません。自分は、出題者と問題を通してコミュニケーションをしている、という想像ができていないのです。そういう作文は、出題者が期待した「書くべきこと」が記されていないため、「質問に答えていない」という評価になってしまいます。
小論文攻略のコツは「小さな問いを立てる」こと
では、出題者への応答として「書くべきこと」を正しく論述するには、どうすればよいのでしょうか。ひとつ、確実な構成法があります。以下に説明します。
東京の医学部受験予備校に通うなら「メディカ(medika)」へ
スクール名 |
メディカ(medika) |
TEL |
03-5412-6585 |
住所 |
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-8 千駄ヶ谷尾澤ビル |
内容 |
東京の医学部予備校。英語・数学・理科の学習サポートから、 面接・小論文の指導を行っております。推薦・センター・一般など柔軟に対応。 多数の合格者を送り出しており、学費に関する相談も承ります。 |
説明 |
少人数制・個別指導。現役の高校生・高卒の浪人生。 一人ひとりの学力レベルに合った徹底したカリキュラムで、 メディカ(medika)の復習主義は徹底しており、 教材の反復で前年度不合格からトップ3割へ。 正しい方法で学習をすれば誰もが必ず医学部に合格できます。 |