横浜市立大学

【横浜市立大学】

横浜市立大学医学部

【医学科HP】

https://www.yokohama-cu.ac.jp/med/med_c/index.html

【医学部キャンパス】

福浦キャンパス

【住所】

〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9

【特徴】

横浜市立大学医学部は、1871年(明治4年)に設立された仮病院を源流とする。横浜共立病院、県立十全病院、市立十全病院を経て、1944年(昭和19年)に横浜市立医学専門学校が設立された。その後、横浜医科大学を経て、1952年(昭和27年)に横浜市立大学医学部となった。1987年に現在の福浦キャンパスに医学部が移転し、1991年に横浜市立大学附属病院が開院した。

医学部医学科では、医学・医療の基礎知識と診療技能を身につけるだけでなく、研究力、倫理観、プロフェッショナリズム、コミュニケーション能力、地域医療・国際医療への貢献意識を備えた医師・医学研究者の育成をめざしている。

医学科カリキュラムは、1年次に主に金沢八景キャンパスで受講する「共通教養科目・医学基礎教育科目」と、2年次以降に福浦キャンパスで受講する「医学科専門教育科目」から構成されている。医学科専門教育では、医学教育モデル・コア・カリキュラムを踏まえ、基礎医学、社会医学、臨床医学、基礎医学実習、臨床実習を段階的に学ぶ。

1年次には、教養ゼミ、Practical English、数学、物理学、化学、生物学、臨床心理学など、専門教育の基盤となる科目を履修する。また、医師・医学研究者としてのキャリア形成の第一歩として、短期間、診療や研究が行われている医療現場や教室で「教室体験演習」を行う。医学英語に触れる機会も設けられ、専門教育課程を通じて英語力を医療現場で活用できる力を養う。

2年次からは福浦キャンパスで医学専門教育が本格的に始まる。基礎医学では、正常な人体の構造と機能、疾患の原因と病態、薬物の作用などを、個体・組織・細胞・分子構造の各レベルから幅広く学習する。講義、演習、実習を通じて、医学的知識、論理的な考え方、研究手法を修得する。

2〜3年次には医学概論も履修し、医療倫理、プロフェッショナリズム、行動科学、医療人類学、患者と医師の関係、チーム医療に必要なコミュニケーション技法などを学ぶ。医師には、患者と信頼関係を築き、さまざまな医療スタッフと連携する能力が求められるため、医学知識だけでなく、人間性や社会性を養う教育が重視されている。

3年次から4年次には、社会医学と臨床医学を学ぶ。社会医学では、個人と集団、健康に影響する環境や社会要因、医療政策とのつながりを理解し、疫学、予防医学、臨床統計学、地域保健医療学、法医学などを学習する。臨床医学では、臨床医・医学研究者に必要な基本的重要事項を講義で学ぶほか、症候や病態について問題基盤型学習(PBL)やチーム基盤型学習(TBL)も行われる。

4年次には、研究実習(リサーチ・クラークシップ)が行われる。学生は基礎医学教室または臨床医学教室に15週間所属し、医学研究に参加する。研究体験を通じて、医学・医療の進歩を継承し、さらなる発展に貢献するための考え方や心構えを身につける。学内だけでなく、国内外の研究機関や医療機関での実習に参加する機会もある。

4年次の診療入門では、診療に関する基本知識や、臓器系統を横断する症状・症候・病態について学ぶ。また、臨床推論や鑑別診断法を学び、臨床実習に備える。4年次末の共用試験(CBT・OSCE)に合格すると、Student Doctorとして臨床実習に進む。

4年次から6年次にかけて、臨床実習(クリニカル・クラークシップ)が行われる。学生は診療チームの一員として診療に参加し、上級医の指導のもと、多職種スタッフと連携しながら患者との信頼関係を築くことを学ぶ。ケース・プレゼンテーション、診療計画の立案、基本的な医療行為の実践などを通じて、臨床能力を養う。

臨床実習は、横浜市立大学附属病院および横浜市立大学附属市民総合医療センターを中心に実施される。附属病院は福浦キャンパスに隣接し、市内唯一の特定機能病院として高度医療を提供するとともに、医学教育・医療人材育成の重要な場となっている。

国際教育にも力を入れており、海外臨床実習や海外研究実習の制度が用意されている。リサーチ・クラークシップでは、海外の研究所や医療機関で研究に触れることにより、研究力・英語力・国際感覚を養うことを目的としている。短期海外研修、シンガポール国立大学でのシミュレーションプログラム、海外クリニカル・クラークシップ、海外リサーチ・クラークシップなどが実施されている。

(参照)横浜市立大学 医学部医学科

(参照)横浜市立大学医学部医学科 カリキュラム

(参照)横浜市立大学医学部医学科 沿革

(参照)横浜市立大学 沿革

(参照)横浜市立大学 福浦キャンパス・附属病院

(参照)横浜市立大学医学部医学科 海外派遣プログラム

【主な研究機関・関連施設】

先端医科学研究センター、横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、医学情報センター、Y-NEXT(横浜市立大学次世代臨床研究センター)、新興感染症研究センター、バイオバンク室、各医学研究科講座・研究室など。

先端医科学研究センターは、横浜市の中期政策プランに基づいて設置された研究センターで、がん、生活習慣病などの克服をめざした基礎研究と、その成果を臨床に応用する橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を推進している。がん、生活習慣病、新興感染症などに関する研究を進め、研究成果を診療の場や市民へ還元する体制づくりに取り組んでいる。

先端医科学研究センターには、バイオインフォマティクス解析センター、バイオバンク室、臨床質量分析共用プラットフォームなどの研究支援基盤も置かれている。また、Y-NEXTは、最先端の治療をいち早く患者へ届けることを目標とした、臨床研究を推進するための専門家集団による研究支援組織である。

(参照)横浜市立大学 先端医科学研究センター

(参照)横浜市立大学先端医科学研究センター 概要

(参照)横浜市立大学医学研究科 先端医科学研究センター

(参照)横浜市立大学 福浦キャンパス・附属病院

【入試日程】

以下は、2026年4月29日確認時点で公表済みの最新情報である、2027(令和9)年度募集の概要(2026年4月15日版)に基づく情報です。2027年度の入学者選抜要項・各募集要項は今後公開予定のため、出願前に必ず公式募集要項で最新情報を確認してください。

入試区分 国際バカロレア
特別選抜
特別公募制
学校推薦型選抜
一般選抜
前期日程
県内高校 県外高校
入学定員 医学部医学科 93名
募集人員 2名
一般枠2名
13名
地域医療枠10名
神奈川県指定診療科枠3名
8名
地域医療枠6名
神奈川県指定診療科枠2名
70名
一般枠58名
地域医療枠9名
神奈川県指定診療科枠3名
募集枠別合計 一般枠60名、地域医療枠25名、神奈川県指定診療科枠8名
出願期間 2026年10月28日(水)~10月30日(金) 2026年11月2日(月)~11月5日(木) 2027年1月25日(月)~2月3日(水)
大学入学共通テスト 課さない
※出願資格・提出書類等は募集要項で確認
2027年1月16日(土)・17日(日)
第1次選考 書類審査
結果発表:2026年11月17日(火)
書類審査
結果発表:2026年11月17日(火)
詳細は募集要項で確認
第2次選考・個別学力検査等 2026年12月5日(土)
第2次選考
2026年12月5日(土)
第2次選考
2027年2月25日(木)
医学科1日目
2027年2月26日(金)
医学科2日目
第2次選考結果 2026年12月15日(火) 2026年12月15日(火)
第3次選考・最終判定 書類審査 大学入学共通テスト 個別学力検査、小論文、面接、大学入学共通テスト等により判定
最終合格発表日 2027年1月22日(金) 2027年2月10日(水) 2027年3月10日(水)
入学手続 2027年2月17日(水) 2027年2月17日(水) 2027年3月15日(月)

※医学部医学科の一般選抜は前期日程のみです。後期日程は実施されません。

※一般選抜と特別公募制学校推薦型選抜の志願者は、各募集枠について志望順位・志望の有無を所定の組み合わせパターンから選択して出願します。

※一般枠と地域医療枠は、出身地および出身高等学校所在地による出願制限はありません。

※神奈川県指定診療科枠は、神奈川県内に1年以上の居住歴を有する者、または神奈川県内の高等学校出身者のみ志望に含めることができます。神奈川県指定診療科枠の8名は、2027年度の継続予定数です。

※地域医療枠入学者は、入学後6年間の医学科教育カリキュラムを履修し、卒業後は自身が選択するキャリア形成プログラムに従って、2年間の初期臨床研修およびその後7年間、神奈川県内の医療機関で勤務します。

※神奈川県指定診療科枠入学者は、入学後6年間の医学科教育カリキュラムを履修し、卒業後はキャリア形成プログラムに従って、2年間の初期臨床研修およびその後7年間、神奈川県内の医療機関で勤務します。うち4年間(卒後6~9年目が基本)は、神奈川県内で医師が不足する地域の医療機関で、産科、小児科、麻酔科、外科、内科、救急科、脳神経外科、総合診療などの指定診療科の業務に従事します。

※国際バカロレア特別選抜の医学科では、英語資格等の要件として、TOEFL iBT 80以上またはIELTS 6.0などが示されています。詳細は募集要項で確認してください。

※2027年度の入学者選抜要項・各学生募集要項は今後公開予定です。日程・実施方法・出願資格・提出書類等は変更される場合があるため、必ず横浜市立大学公式サイトおよび各募集要項で最新情報を確認してください。

(参照)横浜市立大学 入試情報

(参照)横浜市立大学 2027年度募集の概要(2026年4月15日版)

(参照)横浜市立大学 医学部医学科 一般選抜

(参照)横浜市立大学 各種資料・募集要項

【オープンキャンパス】

横浜市立大学の2026年度オープンキャンパス等は、オンライン、対面または併用で実施されます。医学部医学科のオンラインオープンキャンパスは、2026年8月21日(金)に開催予定です。40分ずつの時間枠で、説明会や模擬授業を配信し、Q&A機能により質問も受け付ける予定です。

また、医学科・看護学科ミニ説明会が福浦キャンパスで実施されます。開催日は2026年5月14日(木)、6月11日(木)、7月16日(木)、7月23日(木)で、15:00~16:00に医学部(医学科・看護学科)の概要・入試説明、16:10~17:40に授業科目「病気を科学する」のスクリーン聴講が予定されています。日程によっては17:50頃からミニツアー、学生による課外活動の紹介・体験等のオプションプログラムも実施されます。

(参照)横浜市立大学 イベント情報

(参照)横浜市立大学 イベント一覧2026

(参照)横浜市立大学 2026医学科・看護学科ミニ説明会@福浦キャンパス

【進学説明会・進学相談会】

横浜市立大学では、オンキャンパス(対面)やオンライン形式のイベント、学外での進学相談会に参加しています。2026年度は、大学進学フェスタ in YOKOHAMA、大学フェア、大学進学セミナー、進路フェアなどの学外イベントへの参加予定が掲載されています。日程・会場・参加形式は変更される場合があるため、公式ページで最新情報を確認してください。

(参照)横浜市立大学 イベント一覧2026

(参照)横浜市立大学 イベント情報

【学費】

以下は2026年度公表額です。2027年度入学者の金額は、入学手続時に案内されます。

入学検定料 22,000円
入学金
市内
141,000円
入学金
市外
282,000円
施設設備費
市内・初年度のみ
150,000円
施設設備費
市外・初年度のみ
200,000円
授業料(年額) 573,000円
諸会費
入学手続時
113,000円
2年次以降
実験実習費
42,000円
初年度納入金額目安
市内
(入学金+施設設備費+授業料+諸会費)
977,000円
初年度納入金額目安
市外
(入学金+施設設備費+授業料+諸会費)
1,168,000円
6年間合計
市内
(入学金+授業料6年分のみ)
3,579,000円
6年間合計
市外
(入学金+授業料6年分のみ)
3,720,000円
6年間合計目安
市内
(入学金+施設設備費+授業料6年分+諸会費+実験実習費5年分)
4,052,000円
6年間合計目安
市外
(入学金+施設設備費+授業料6年分+諸会費+実験実習費5年分)
4,243,000円

※入学金区分の「市内」とは、入学の日(4月1日)の1年以上前から引き続き、本人またはその扶養義務者が横浜市内に住民票上の住所を有する場合に該当します。

※諸会費には、学術研究会会費、後援会会費、進交会(同窓会)入会費、自治会入会費、自治会会費、倶進会会費が含まれます。

※2年次以降の実験実習費42,000円は、2~6年次に各年納入するものとして6年間合計目安を試算しています。

※任意加入の学生教育研究災害傷害保険、学研災付帯学生生活総合保険、生活協同組合出資金、教科書代、教材費、実習関連費、生活費等は上記金額に含みません。

※入学時または在学中に金額改定が行われた場合は、改定後の金額が適用されます。

(参照)横浜市立大学 学費・奨学金

(参照)横浜市立大学 入試情報

ご相談・資料請求

医学部受験のご相談は、現在の課題からお聞かせください。

志望校、現在の成績、苦手科目、受講形態のご希望をもとに、受験生本人に合う学習設計をご提案します。 体験授業をご希望の場合は、お問い合わせ内容欄に「体験授業希望」とご記入ください。