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集中メディカコラム 勉強しても成績の上がらないのはなぜ・・・?「わかる」と「できる」の違いを知ろう!

2019 / 11 / 22  10:00

勉強しても成績の上がらないのはなぜ・・・?「わかる」と「できる」の違いを知ろう!

亀井 孝祥 医学部受験予備校メディカ代表

 

勉強しても成績が上がらない……。私には才能がないのだろうか……。そんな悩みを抱えた子どもが、ひとつのきっかけで一気に伸びることは少なくありません。

 

「授業を受ければ成績が伸びる」わけではない

「勉強への取り組み方」が間違っていないか、確認してみましょう。

成績が伸び悩み、苦悩している受験生の典型的な例に「わかるのにできない」というパターンがあります。授業を受け、参考書を読めば「わかる」のに、テストでは間違える。そして、その部分を見直して「本当はわかっていたのに」と、あたかもケアレスミスであるかのように思い込む。この繰り返しのせいで、「勉強はしているのに、ちっとも成績が上がらない」という状態が定着してしまうのです。

原因は、「わかる」と「できる」の違いを理解できていないことにあります。

教科書や参考書を読んで、その意味を理解できることが「わかる」。そして、理解した内容をテストで問われ、正しく回答することが「できる」です。この差に気づいていない生徒は多くいます。

いくらたくさん授業を受け、参考書を読んで「わかる」量が増えたとしても、「できる」量が増えていかなければ、テストの点数は上がらず、成績は伸びません。つまり、伸び悩んでいる受験生に効果的なのは、「わかる」経験を増やすために多くの授業を受けることではなく、テストを繰り返し行い、「何ができて」「何ができないのか」を正確かつ徹底的に明らかにしていくことなのです。

子どもの成績が上がらない場合、この違いに気づいているかどうか、注視してみる必要があるかもしれません。

ちなみに予備校を選ぶ際は、カリキュラムをチェックし、「できるようになること」にも十分力を注いでいるか、目を配るようにしましょう。つい授業メニューの豊富さに目を奪われてしまいがちですが、その内容が身に付いていなければ、受験では何の役にも立ちません。

 

徹底した「復習テスト」こそが着実な成績アップにつながる

こうして「勉強への取り組み方」を理解したあとは、わからないことがあれば教科書まで戻って確認し、その理解を問う復習テストを行います。予備校や学校で学んだ問題とまったく同じ内容をテストをし、基礎から応用まで、1つひとつ、体に叩き込んでいきます。

できない箇所を洗い出すために、細かく頻繁に、チェックを繰り返すこと。これを執拗ともいえるぐらい行って、得点できる領域を少しずつ広げていけば、子どもの成績は確実に上がっていきます。

実際この方式により、半年で偏差値が20上がる、前年は10校全滅だった多浪生が次の年には志望校に合格する、といった大逆転が毎年のように起きています。

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